2025年 B&G財団会長 新年のご挨拶
公益財団法人 B&G財団
会長 前田 康吉
明けましておめでとうございます。
2025年度の新しい年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申しあげます。
石川県を中心に甚大な被害をもたらした能登半島地震から1年。道路などの生活基盤はほぼ復旧したものの、被災地では未だ様々な課題が山積し、復興までの道のりは遠い状況にあります。
当財団は発災直後から、全国の防災拠点に配備した重機を被災地に派遣するとともに、「B&GフレンドシップPROJECT」を立ち上げ、海洋センター所在自治体である穴水町、志賀町、七尾市において、遊び場を失った子どもや障がい児をはじめ、震災で家族を亡くしたご遺族、高齢者施設で働く女性従業員、仮設住宅団地で生活する高齢者などを対象とした各種の支援活動を実施しております。
今後も支援の隙間をなくし、被災者の心に寄り添いながら、全国の海洋センター・クラブをはじめ多くの仲間とともに支援活動を継続し、一日も早い復興を支援していく所存です。
2025年は巳年。努力を重ねてきたことが実を結びはじめる年だとも言われています。当財団は青少年の健全育成と地域活性化・地方創生の理念のもと、困難に直面した子どもを支援する「子ども第三の居場所」や多発する自然災害に対応する「防災拠点」の整備、地域の社会課題解決に向けた新たな拠点整備など、各種事業を展開しております。
本年も多岐にわたる社会課題に対応すべく、未来を担う子どもたちのため、地域の健全な発展のために、さらなる事業推進に努めて参ります。
結びに、当財団の活動を支えてくださるボートレースファンをはじめ、日本財団、ボートレース関係者の皆様に感謝を申しあげ、引き続きのご支援を賜りますようお願い申しあげます。
新しい年が良い年になるよう祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
2025年1月吉日