2021年 B&G財団会長 年頭の挨拶

2021年 B&G財団会長 年頭の挨拶

公益財団法人 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)
会長  前田 康吉


明けましておめでとうございます。

2021年の新しい年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申しあげます。

丑年は、芽吹きを迎えようとする時期であり、「地道な努力を続け、発展する前触れ」になると言われているようです。

 

昨年のコロナ禍は、経済、産業、財政、労働、文化、教育など私たちの暮らしの全てに大きな影響を及ぼしました。

これにより格差社会、子どもの貧困、いびつな社会構造、環境問題などが明確になり、私たちB&Gネットワークの果たすべき役割もより重要性を増しています。

 

2021年は、感染予防対策の制約がある中でも、これらの課題解決に向けて「地道な努力を続け、発展する前触れ」となる年にしたいと考えています。

その原動力の一つとして、私は「東京2020オリンピック・パラリンピック」に期待しています。

同大会のビジョンに掲げられた「スポーツには世界と未来を変える力がある」という言葉は、海洋センター・クラブ関係の皆様には実感として響く言葉でしょう。

今後も皆様と共にスポーツを通じて、より良い世界と未来を目指してまいりますので、よろしくご協力のほどお願い申しあげます。

 

また、今年は東日本大震災から10年の節目を迎えます。

東日本大震災を機に、全国の海洋センター・クラブ、所在自治体では、災害時の相互支援のシステムを立ち上げ、その後の災害発生時に力を発揮しています。

B&Gネットワークでつながる絆の強さと皆様のご厚情に感謝申しあげますと共に、防災事業、被災地支援にも力を入れてまいります。

 

そして、B&G財団の活動を支えていただくボートレースに関して、今年は「モーターボート競走法」制定70周年です。

ボートレースファンをはじめ ボートレース関係者の皆様に感謝とお祝いを申しあげ、引続きのご支援をお願いいたします。

 

新しい年が 良い年になるよう祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

 

2021年1月吉日