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重さ200キロの鉄そりをチームで引く「人間ばん馬競技大会」


~山形県舟形町で開催された、きついけれど楽しいイベント~

 

10月5日のまちレポ【東北版】に投稿された、「第1回舟形町 人間ばん馬競技大会」の話題。このときは写真中心の内容でしたが、後日、大会の様子を伝えるレポートをいただきましたので、ご紹介いたします。

 

 仮装OKで優勝賞金5万円とあれば、誰だって燃えます!


仮装OKで優勝賞金5万円とあれば、誰だって燃えます!

 

 

本物のばん馬大会で使った鉄そりを用意!

 

かつては本物の馬で行われていた「舟形町輓馬競技大会」。今回は、馬の代わりにチームを組んだ有志が挑む「第1回 人間ばん馬競技大会」として復活を遂げました。

 

人間による競走とはいえ、引くのはかつて実際に馬の競技で使用されていた鉄そりで、会場も実際に行われていた場所に決めました。もっともその会場が曲者で、しばらく使っていなかったので荒地と化していたため、大会一週間前に主催者の地元商工会議所青年部が総出で背丈ほどに伸びた野草を刈り上げました。

 

主催者にとっては、この会場整備がもっとも大変だったそうですが、たとえ馬が人間に代わっても本物の会場、本物の鉄そりにこだわったそうです。

 

ちなみに、鉄そりの重さは200キロ。1チーム8名(騎手1名、引き手7名)が力を合わせて引いて110メートル先のゴールをめざします。

 

 

 大会一週間前に、主催者である商工会議所青年部の皆さんが草刈に励んだ結果、きれいな会場で本番を迎えることができました


大会一週間前に、主催者である商工会議所青年部の皆さんが草刈に励んだ結果、きれいな会場で本番を迎えることができました

 

仮装を見るのも楽しいイベント

 

会場の整備に加え、初めての開催ということでルールづくりにも苦労したそうですが、その甲斐あってコースの途中に設けた、高さ80センチと2メートルの山が 勝敗を分ける大きなポイントになりました。

 

山に差しかったチーム。ここで馬力を出さないと一気に遅れてしまいます

山に差しかったチーム。ここで馬力を出さないと一気に遅れてしまいます

 

当日、参加したのは、海洋センター職員を含めた町のスポーツ推進委員会や、町内の社会人野球、フットサルクラブなどで構成された9つのチーム。仮装もOKということで、選手の皆さんは某携帯電話会社のCMキャラに仮装したり、チームでユニホームを揃えたりしたので会場は大いに盛り上がり、どのチームも声援を受けながら汗を滴らせ、顔をゆがめながら懸命に鉄そりを引きました。

 

力いっぱい鉄そりを引く参加チームの皆さん。仮装も似合っています!

力いっぱい鉄そりを引く参加チームの皆さん。仮装も似合っています!

 

参加者の感想

●2つ目の坂が特にきつかった。乳酸がたまっているのがわかった。

 

●想像以上にきつかった。やっぱり馬の力は凄いと思いました。

 

運営者の感想 

不安だらけのイベントでしたが、予想以上に盛り上がりました。良かった点もありましたが、それ以上に反省点や改善点もたくさん見えたので、次回につなげていきたいと思います。 今年の参加者は町内を中心に募りましたが、来年は募集範囲を拡大して参加チームを増やそうと思います。 また、今年の反省によって出店なども検討していきます。

 
投稿者の感想

重さ200キロの鉄そりって引けるのか? と思ったのですが、スタート時には思ったより軽く引けました。しかし、コースの半分を過ぎ、2番目の障害(高さ2メートルの山)に差し掛かったぐらいから足が前に進まず(日ごろの運動不足)で、何とかゴール・・・。足がプルプル震えて動けなくなりましたが、おもしぇがった(おもしろかった)でした。

 

「人間輓馬競技大会」は、チームワークで山を登り切る力強さだけでなく、仮装などを見て楽しめるイベントです。今回、アマチュアカメラマンの方より「迫力ある写真が撮れた」と好評でした。そんな楽しさもあるイベントです。

 

レポート:舟形町B&G海洋センター :浅沼 勇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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