独自の呼吸法で血流上げ、仙人のような？！しなやかな体に
ルーシーダットン教室
六戸町B&G海洋センター（青森県）
ルーシーダットンはタイに伝わる健康法
「ルーシーダットン」という言葉を聞いて、何のことが分かる人は、どれくらいいるでしょうか。食べ物？乗り物も？それとも映画のタイトル？って、多くの人が？マークを浮かべそうですが、その実は、サンスクリット語で「仙人体操」と呼ばれる、呼吸法を使った健康法で、タイなどでは古くから親しまれています。
青森県上北郡の六戸町B&G海洋センターでは、地域の人たちの心身のリフレッシュと健康づくりに貢献しようと、運動不足に陥りがちな冬場を中心に、このルーシーダットンの体験教室を開催しています。
呼吸法とストレッチの組み合わせで血流アップ
昨年からスタートしたこの教室。2年目となる今年は、2月から3月にかけて合計4回（2月12・16日、3月12・19日）のプログラムを展開しています。初回の2月12日には、町民ら17人が参加し、あまり馴染みのない健康法に、やや戸惑いながらも、全身で挑戦していました。
ルーシーダットンの特徴は、呼吸法にあります。別名タイ式ストレッチとも呼ばれ、独自の呼吸法にストレッチを組み合わせて、血流を上げるというもの。この運動を継続的に行うことで、からだの歪みの改善や筋力アップにつながるだけでなく、代謝が上がってダイエット効果も抜群といいます。また、ヨガに似たゆったりとした動きは、精神の安定や癒しといったセルフコントロールにも役立つなど、様々な効果が認められており、日本でも注目され始めています。
インストラクターの動きはしなやかです
初回の教室でも、ルーシーダットンは初体験という人が大半でしたが、ヨガに慣れ親しんだ人たちがいて、「呼吸坊がヨガと反対だったため、最初は戸惑いましたが、慣れてくると気持ちよく動くことができました」とコメント。新しい発見もあり、楽しく取り組めたと反応は上々です。
レポーターの渡辺さんは「去年よりも参加者が増え、ほとんどが初体験の方だったので、ルーシーダットンの啓蒙になったと思います」と話し、「皆さんから好評をいただいたので、今後も、定期的にこの教室を行いたい」と継続な開催も視野に入れています。
ダイエットの効果も大きいと女性に人気
B&Gレポーター 六戸町B&G海洋センター・渡辺 祐希
