本物の雪に大喜び!親子で楽しめる地域住民手作りのまつり
第22回 国分寺町冬のまつり
高松市国分寺B&G海洋センター(香川県)
香川県高松市の国分寺町まつり協議会が主催して1月20日(日)午前9時半から午後3時まで、恒例イベントの「国分寺町冬のまつり」を開催しました。地域の活性化を促すとともに、「まちおこし事業」の浸透を図るために行われました。地域住民、各種団体、学校、行政などの協力を得て、地域住民手作りのまつりを目指しました。元気いっぱいに体を動かしたり、溢れんばかりの笑顔が見られました。
会場は国分寺町橘ノ丘総合運動公園の屋内ゲートボール場と同公園内にある高松市国分寺B&G海洋センターの駐車場、アリーナ、多目的ルームで行われました。海洋センターを含めた総合運動公園などを管理運営する高松スポーツ協会などが共催。国分寺町地域内外から約4000人が参加しました。
今年で22回目。雪の少ない香川県で、本物の雪に触れ雪遊びができることを地域外の方にも知ってもらい、毎年本物を楽しみに来る参加者が多く、人気イベントになっています。鳥取県から本物の雪がトラックで運び込まれ、雪合戦やソリ遊びを楽しみました。当日は、雨の降る時間帯が多いあいにくの天気でしたが、雪を目当てにたくさん来場しました。
B&G海洋センターのアリーナや多目的ルームでは、昔遊びのジャンボかるた取り、羽根つきなどを行いました。屋内ゲートボール場では、だるま落としやナインゴールバスケット、ラダーゲッターなど様々なスポーツに挑戦しました。
今年度は、初の試みとして、高松市スポーツ協会による「スポーツ体験&体力測定・評価」を実施しました。スポーツ・体力測定を体験できる機会を提供し、スポーツに取り組むきっかけづくりと普及のために行われました。家族・友人同士で体験する多くの参加者でにぎわいました。普段なかなか測定することのない①握力、②長座体前屈、③全身反応時間、④上体おこし、⑤垂直跳び、⑥背筋などを体験。実際の年齢と体力との差を確認すると、うれしかったり、がっかりしたりする姿が随所で見られ、ほほ笑ましく感じられました。
参加者からは「毎年本物の雪に触れられることを楽しみにしているので、参加できてうれしかった」、「体力測定・スポーツ体験など親子で楽しめる内容が良かった」といった感想が聞かれました。
レポーターの青木優子さんは、「共催として参加したのは初めてでしたが、実際に家族やお友だち同士で楽しく身体を動かしたり、普段体験できないようなスポーツ体験をうれしそうに体験することで、ご夫婦や親子でお互いの身体レベルを知り、会話されている様子がほほ笑ましかったです」とコメント。親子の触れ合いの場、世代間や住民相互の交流につながるイベントとなったと喜びました。
B&Gレポーター 高松市国分寺B&G海洋センター青木 優子