ネットワーク化の推進

第4回B&G全国サミット 日本財団助成事業

「東日本大震災」からの復旧・復興 ~B&Gネットワークだからできること~

開催日:平成24年2月7日(火) 場所:笹川記念会館

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45道府県325自治体などから640人が出席。今年度も盛大な会議となりました

平成24年2月7日(火)、東京都港区の笹川記念会館において第4回「B&G全国サミット」を開催。海洋センターが所在する全394市町村のうち、45道府県325自治体から200人の市町村長様をはじめ、・副市町村長様、教育長様など567人が出席。ご来賓、ボートレース関係者の皆様、マスコミ関係各位を含めると、計660人のご来場を数えました。

従来、この全国サミットは3年に1度の開催でしたが、市町村長様の総意により、今年度からは毎年の開催になりました。

今回の会議では、「『東日本大震災』からの復旧・復興~B&Gネットワークだからできること~」をテーマに、さまざまな議題を討議。被災地の現状・今後の課題等について被災自治体から発表いただくとともに自治体やB&G財団の支援内容を発表。最後に、B&Gネットワークを活用しながら被災地の復興支援に全力で取り組むことが、出席者一同の総意によって共同宣言に盛り込まれました。

※サミット参加首長様の感想はこちら

主催者挨拶

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B&G財団会長 梶田 功

今回は、「『東日本大震災』からの復旧・復興~B&Gネットワークだからできること~」をテーマに、海洋センター所在の被災自治体から被害状況や現状、復旧・復興計画などをご説明いただくとともに、支援自治体の事例やB&G財団の取り組みについても説明させていきたきます。B&G財団では、 “健康で豊かな社会づくり”の実現に向け、日本財団・ボートレース業界のご理解をいただきながら、できる限りの支援を続ける所存でございます。

特別基調講演

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「東日本大震災を考える」 日本財団会長 笹川陽平様

被災地に入るNPOやボランティアにも資金が必要です。日本財団は700団体に助成するとともに、直接現地に行って見舞金、弔慰金を2万人にお配りしました。この際ですから、多額にのぼると言われる銀行の休眠預金も活用すべきではないでしょうか。また、救援物資はやみくもに送っても役に立ちません。現地で何を求めているのか把握することが大切です。震災以後、絆が語られるようになりましたが、まさにB&Gネットワークは未来を担う子どもたちのための絆です。どうか元気の良い子どもたちを育て、復興を経て明るい日本をつくっていただきたいと思います。

講演内容の詳細が、『日本財団会長 笹川陽平ブログ』に掲載されました

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会長に選任された新潟県胎内市 吉田和夫 市長

正副会長の選任

任期満了に伴い、「B&G全国町村長会議」の正副会長が再任され、「B&G全国市長会議」の正副会長とともに「B&G全国サミット」正副会長に選任されました。

●B&G全国サミット 役員構成
会長 :新潟県胎内市 吉田和夫 市長
副会長:
鳥取県鳥取市 竹内 功 市長
千葉県香取市 宇井成一 市長
青森県南部町 工藤祐直 町長(B&G全国町村長会議会長)
徳島県海陽町 五軒家憲次 町長(B&G全国町村長会議副会長)
奈良県曽爾村 岡田泰昌 村長(B&G全国町村長会議副会長)

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被災地を代表して、「被災地からのこえ」を伝える岩手県大槌町の碇川 豊町長


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「被災者・被災地への支援」を説明する青森県南部町の工藤祐直 町長


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「海洋センター被害状況」、「B&G財団の支援」について説明する広渡専務理事

「東日本大震災」復旧・復興にむけて

多くの被災自治体、支援自治体を代表して5名の首長様が事例を発表。B&G財団からは、「海洋センター被害状況」ならびに「B&G財団の支援」に関する説明を行いました。

被災地からのこえ

岩手県大槌町の碇川 豊町長
「復興基本計画に沿って海の見える美しい町づくりをめざします」

宮城県石巻市の亀山 紘市長
「全壊した雄勝町はOH GUTSという合同会社を立ち上げて漁業の復興に励んでいます」

千葉県香取市の宇井成一 市長
「7年の災害復旧計画を策定。震災に負けない強い力で、輝く未来を築きます」

被災者・被災地への支援

青森県南部町の工藤祐直 町長
「岩手県山田町に職員を派遣して、被災地が求めていることの把握に努めました」

福島県小野町の宍戸良三 町長
「体育館に被災者の方々を受け入れ、プールを共同炊事場として活用しました」

「海洋センター被害状況」、「B&G財団の支援」について

各海洋センターが受けた被害について広渡専務理事が説明。また、震災直後に設置した「災害電子掲示板」や、海洋センター所在自治体に「東日本大震災支援基金」への寄付を依頼したことなどを報告しました。

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「東日本大震災」被災自治体からの要望

海洋センターに甚大な被害を受けた自治体の代表6名から、B&G財団に復旧・復興支援、および「元気復活事業」継続の要望書が渡されました。

財団重点事業の説明

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「人的ネットワークの強化」や大幅な引き上げを行った「修繕助成事業」、新規に始まる「海を守る植樹事業」といった、今年度における財団の重点事業を古山 透理事が説明しました

第4回B&G全国サミット共同宣言の採択

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被災自治体による要望書に同意した後、「東日本大震災」復興協力を盛り込んだ内容で共同宣言が採択されました

第4回「B&G全国サミット」共同宣言はこちらからご覧いただけます

広報大賞の表彰

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今年1月に実施した「B&G広報大賞」の授賞式も併催。大賞に選ばれた岐阜県八百津町B&G海洋センター所在地の赤塚新吾 町長に、審査委員長の岸ユキ様より賞状と賞品目録が贈られました

優良海洋センターの表彰

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平成23年度4月評価で「特A」評価となった120の海洋センターがブロックごとに表彰されました

B&G全国サミット交流会

会議終了後、恒例の交流会が開かれ、各首長の方々が海洋センターの話題を中心に交流を深めました。「いろいろな首長の会合はあるが、サミットのような全国規模はほんとうに珍しい。また、このような交流会あってさまざまな意見を交わすことができるので、毎回、楽しみにしている」と語る市長さんもいらっしゃいました。

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交流会で来賓の挨拶を行うB&G財団評議員の谷川真理さん 「スポーツはまちを元気にしてくれます。皆さんと一緒に走り続けたいと思います」

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同じく来賓でB&G財団理事の中村真衣さん 「震災復興、水の事故ゼロを目指して、皆さんとともにがんばっていきたいと思います」

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さまざまな話題で交流を深める出席者の皆さん。時間が来ても、なかなか会話が終わりませんでした

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