2023.03.06 UP 防災拠点事業 第一期 「協定書調印式」および「配備機材お披露目式」を開催(愛媛県愛南町)

日本財団助成事業

愛媛県愛南町で1月30日、「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」事業の協定書調印式および配備機材お披露目式が行われ、清水雅文町長、木原荘二副町長、児島秀之教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ関係者約40人が出席しました。

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と清水町長(右)

協定書を取り交わしたB&G財団 菅原理事長(左)と清水町長(右)

調印式の様子

調印式の様子

愛南町では、油圧ショベルやスライドダンプ、救助艇をはじめ、災害用のフォークリフト・簡易トイレ・バッテリーなど、すべての機材配備が完了したことから、継続的な人材育成などを趣旨とした協定書の調印式と、配備機材のお披露目式を執り行う運びとなりました。
 清水町長は式典で、「愛媛県初の防災拠点として、迅速な災害対応を可能にする体制を整えることができた。本協定を通し、配備機材の有効活用はもちろん、人材育成や周辺自治体等との災害支援体制の構築をより一層推進していく」と話されました。また、式典後には、町担当職員による事業概要の説明と油圧ショベルのデモンストレーションが行われました。

配備機材(スライドダンプ、簡易トイレ)

配備機材(スライドダンプ、簡易トイレ)

B&G財団は、万一の災害に備えた機材整備と人材育成、そして周辺自治体他と連携した災害支援体制づくりを今後も進めていきます。

B&G財団は、2021年度から自治体と連携し、災害支援に即応できる機材と人材を備えた「防災拠点」を整備し、油圧ショベルとダンプカー、救助艇などの機材を配備すると共に、機材の操作方法と災害対応の研修を受けた人材を育成しています。
 全国の「防災拠点」担当者が、どこの拠点でも同じ器材と手法で災害支援活動ができる体制を整え、平時には「防災拠点」に備えられた段ボールベッドや災害用トイレ、ドローンなどを使用して、地域住民の「防災訓練や避難所運営訓練」を実施し、災害時だけでなく平時も活用される新たな防災拠点を目指します。
 防災拠点は、2021年度第一期の25ヵ所、2022年度第二期29ヵ所が決定しました。

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