事業内容を知る B&G東京湾海洋体験アカデミー

B&G東京湾海洋体験アカデミー

海に囲まれた国だから、子供たちに「海の仕事」を知ってもらいたい!
~B&G東京湾海洋体験アカデミー~

 日本は資源や物資の輸送を大きく海に依存しており、「海の仕事」は日本の礎となる重要産業ですが、海事産業を横断的に体験学習する機会は少なく、児童生徒による見学が難しい現場・施設も少なくありませんでした。

 そこで、青少年への海洋体験の提供など長年の実績をもつ当財団がハブとなり、海の仕事の現場を訪れて「実体験を伴う多角的な学習機会」を子供たち(小学5年生~中学3年生の男女)へ提供する「B&G東京湾海洋体験アカデミー」を2015年度から実施しています。

 海に関心を持つ子供を増やし、将来、海の仕事・活動に携わる人材を育てることが、当財団と協力団体各位の願いです。

建造中のタンカーの大きさに圧倒されながら撮ってもらった記念写真

「海のプロ」の仕事現場を体験し学習する5日間

 2016年度(B&G東京湾海洋体験アカデミー2016)は、A行程(参加33名):7月26日(火)~7月30日(土)、B行程(参加43名):8月1日(月)~8月5日(金)で実施。参加した子供たちは、造船所や海洋研究機関(JAMSTEC)、第三管区海上保安本部、三崎水産物地方卸市場などを訪問して海の仕事の現場を体験学習し、最終日には海洋教育の専門家、窪川かおる東京大学特任教授、ならびに水井涼太 横浜国立大学特任教員のコーディネートのもとで、学んだことを振り返る発表会を実施しました。

  • 海洋研究機関では潜水ロボットを操縦

  • マリンスポーツも体験

  • オリエンテーションを行う窪川教授

  • 最終日には発表会を行いました

講師のことば(「B&G東京湾海洋体験アカデミー2015」終了によせて)
東京大学 海洋アライアンス海洋教育促進研究センター
特任教授 窪川 かおる 氏

 2015年7月27日(月)から31日(金)の第1回東京湾海洋体験アカデミーは、総合評価では第1回とは思えないほどの成功であった。B&Gに蓄積されている海洋教育の豊富な経験を使いながら、職業体験に基づく次世代育成のための海洋教育という新たな内容へのチャレンジが、入念な準備の積み重ねの上に成功した。
 子どもたちに海の仕事の魅力を伝えられるかどうか。ハードルは高い。そしてそれに応えるべく、受入側の6カ所の体験内容はどれも素晴らしく、海の仕事の魅力を十分に伝えていた。吸収が早く予備知識のある今回の参加者にとっては、さらにインパクトの大きい体験であったと思う。
 「B&G東京湾海洋体験アカデミー」の特筆すべき特徴は、貴重な経験で楽しく面白かったという一過性のイベントに終わらせず、その後の学校での学びや進路選択に今回の体験を強く結びつける工夫がなされたことである。「勉強がんばるマップ」と「海連想ゲーム」は代表例である。
  本事業は、アクティブラーニングの実践としても高く評価したい。仕事内容に関する課題設定をし、現場ではメモや質問をたくさん行い、体験したことを整理し、表現方法を考え、自分の考えを発表する。学校教育の基盤であるアクティブラーニングが実践されたことで、子ども達には大変優れた学習の場ともなった。さらに担当以外の仕事に本当は興味がある、などと表明できる場を作ったことは、子ども達が自信を持てる大変意義ある機会の提供となった。
 これからも子ども達が海を学ぶ機会を提供し続けていただくことを切望する。

これまで開催された「B&G東京湾海洋体験アカデミー」

お問い合わせ

B&G財団 事業部 海洋教育課   TEL:03-6402-5313
住所:東京都港区虎ノ門3-4-10 虎ノ門35森ビル 9F e-mail:kaiyo@bgf.or.jp

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