公益財団法人 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団（Ｂ＆Ｇ財団）
会　長　　梶　田　　功

新年あけましておめでとうございます。
年頭にあたり、Ｂ＆Ｇ財団役職員を代表してご挨拶を申し上げます。

昨年はロシアのソチで開催された冬季オリンピックで羽生選手や葛西選手をはじめとする日本選手団が大舞台で活躍したほか、夏から秋にかけてはテニスの錦織選手が次々に快挙を遂げて日本中が明るい話題で盛り上がりました。

全国の海洋センター・クラブでさまざまなスポーツの練習に励む方々も日頃の努力の成果を数々の大会で発揮されており、国体だけでもカヌーやセーリング等で50人もの皆さまが地域の代表選手となって私たちに元気を与えてくださいました。５年後の東京オリンピックでも、より多くの皆さまに活躍していただきたいと期待しております。

その一方、近年は地震や台風、集中豪雨、土砂災害によって地域社会が分断されるなど、深刻な被害が各地で発生しております。また、少子高齢化をはじめとするさまざまな問題によって、将来、消滅する恐れのある自治体の数が「日本創成会議」を通じて発表されており、いかに地域の人たちが手を携え助け合えるコミュニティーづくりが大切であるかが伺い知れます。

このような現状を踏まえ当財団では、「青少年の健全育成」や「海洋教育の推進」はもとより、さまざまな皆さまと連携しながら「地域の元気づくり」や「コミュニティー社会の再生」といった、時代に即した新たな取り組みを積極的に展開してゆく所存です。

多くの抱負を胸に、Ｂ＆Ｇ財団は地域と共に歩んでまいります。本年が皆様にとりまして実り多き年となりますようお祈り申しあげ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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