青少年の健全育成に関する事業

どんぐりから育てた苗木が未来の森に
愛媛県愛南町御荘B&G海洋センター 植樹祭開催! (日本財団助成事業)

育てた苗木が"ふるさとの森"の一部になる植樹祭

平成26年8月19日(火)、愛媛県愛南町御荘B&G海洋センターにて植樹祭を実施しました。
地元小学生50人が参加し、20種404本の苗を植樹。愛南町では、どんぐりから苗を作る"育苗"も行っています。予め用意されたポット苗の他に、児童がどんぐりから育てた苗木も植えました。

清水町長と宮脇先生のご挨拶

開会式では、愛南町 清水 雅文 町長と横浜国立大学 名誉教授 宮脇 昭 先生からご挨拶をいただきました。宮脇先生には植樹の指導もしていただき、子供たちは地元に植生する木の種類や、植樹方法について学ぶことができました。

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愛南町長 清水 雅文 氏
「今日植える木の一本一本に思いを込めて植樹してほしい。そして、植えた木の生長に負けないように子供たちも大きく、大きく成長していただければと思います」

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横浜国立大学 名誉教授 宮脇 昭 先生
「一番大事なのは命です。命を守り、皆さんの生活を守り、未来の大切な人の命を守る本物の森を作りましょう」

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植樹をする参加者に宮脇方式の植樹方法を教えます
宮脇先生「この木はなにかな?」
子どもたち 「タブノキ!!」

「宮脇方式」による植樹

当日は、本来その地に植生している"ウバメガシ"や"タブノキ"など20種類の苗木を混植させました。混植によって、木本来の競争力を育て、強い生命力を維持する「宮脇方式」。暑い中の植樹祭では地元児童の他、先生も一緒に汗を流しながら404本の苗木を植えました。

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植樹祭の裏側

植樹祭では、事前に植樹リーダーにより土を掘り起こす"マウンド作り"が行われます。マウンド作りによって、苗木にとって酸素を取り込みやすい土ができ、育ちやすい環境となります。
かなり力がいる作業で、植樹リーダーたちは疲労困憊。しかし、植樹祭の成功に向けて、一生懸命に土を掘り起こしました。

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植樹祭前に"マウンド作り"に取り組む植樹リーダーたち

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植樹前のほっこらしたマウンド

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植樹後はしっかり苗木を固定します

参加者の感想

東海小学校 田村 隆宏くんと岩田 剣貴くん

田村 隆宏くん
「生長した木が、津波や洪水が起きた時に自分たちを守ってくれると宮脇先生が言っていたので、どんどん大きくして、大変なことが起こった時は自分たちを守ってほしい。自分たちの植えた木が自分たちの命を守ってくれる木になってほしい」

岩田 剣貴くん
「苗を植えるところがとても楽しかった。今回植えたたくさんの木には太く!長く!!自分より大きくなってほしい」

愛南町 東海小学校 主任 北条 幸雄 先生
「子どもたちがどんぐりを拾い、苗を育てたものが実際に植えられとても喜びを感じています。子どもたちはB&G海洋センターにしょっちゅう遊びに行くので、その時に今日植えた木がどれだけ育っているのか楽しみに見ていくのではないかと思います」

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