- > B&G財団の活動
- > 青少年の健全育成に関する事業
- > 活動記録
- > 2014 B&G 全国ジュニア水泳競技大会 開催!
2014 B&G 全国ジュニア水泳競技大会 開催!(日本財団助成事業)
全国23道県504人のジュニア水泳選手が東京辰巳国際水泳場に集結!!
平成26年8月2日(土)、東京辰巳国際水泳場でB&G 全国ジュニア水泳競技大会を開催。各道県の予選会を勝ち抜き、日本水泳連盟資格1級の標準タイムをクリアした小中学生が23道県から参加。504人の選手が日本水泳界の聖地で激戦を展開しました。
男女総合の部では埼玉県が優勝し2連覇を達成。2位は千葉県、3位は兵庫県と続きました。
なお、今年も「日本元気復活事業」の一環として大会を実施しました。会場で募金を行い、全額を東日本大震災被災地での事業などに活用していく予定です。

今大会では6種目60競技を行いました

午前の予選、午後の決勝と、多くの接戦が繰り広げられました

今年もたくさんのガッツポーズが生まれました
白熱した個人戦と団体戦!!
個人戦では50mと100mの距離、4種目の泳法(自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ)で競技を行いました。今大会では7つの大会レコードを記録。将来のオリンピック選手として期待される選手たちが大いに活躍した1日となりました。
2種目(フリー、メドレー)で実施する200mリレーの団体戦では、リアクションタイム(スタート反応時間)が重要。各泳者との引継ぎもスムーズで、各チームの練習量が見てとれました。

選手宣誓は埼玉県の石川泰靖くんと野口陽菜さん

リアクションタイムが順位を大きく左右します

憧れの辰巳国際水泳場で日頃の練習の成果を発揮!

「個人戦で1位を目指す!!」

力のある声援が飛び交ったプールサイド

保護者の応援にも熱が入ります
中村礼子氏の模範泳法に釘付け
今回の大会には、アテネ・北京五輪200m背泳ぎ銅メダリストの中村礼子さんを大会ゲストとしてお招きし、お昼休みに選手からの質問コーナーと模範泳法を行っていただきました。
質問コーナーでは、小学3年生の頃の50mベストタイムは33秒ぐらいだったと語った中村さん。今の自分のベストタイムと比べ、少し自信を持った選手もいたようです。また、模範泳法では、プールサイドに多くの選手が集まり、各泳法のコツを教えていただき、選手たちにとって、大変貴重な時間となりました。
なお、大会前日に行われた交流会では、本物のオリンピックメダルを観賞。その後チームごとに中村礼子氏と記念撮影を行いました。

模範泳法の前から中村さんに興味津々の選手たち

オリンピック銅メダリストの泳ぎに全員が魅了されました

本物の銅メダルに感動!!

チームごとに記念撮影。選手たちにとって貴重な思い出となりました
最優秀賞は最年少クラスの選手2人に!!

最優秀選手の武くんと湯澤さん
「また来年も参加したいです!!」
閉会式では団体表彰と最優秀賞・優秀賞の表彰が行われました。
今年の最優秀選手は、小学4年生の武快飛くん(群馬県)と同学年の湯沢胡桃さん(栃木県)。2人とも大会記録を更新した選手です。今後の活躍が期待されます。
【 最優秀選手 】2名 |
---|
道府県 | 海洋センター名 | 名前 | 性別 | 学年 | 種目 |
---|---|---|---|---|---|
群馬県 | 玉村町B&G海洋センター | 武 快飛 | バタフライ | ||
栃木県 | 芳賀町B&G海洋センター | 湯澤胡桃 | 自由形 |
【 優秀選手 】6名 |
---|
道府県 | 海洋センター名 | 名前 | 性別 | 学年 | 種目 |
---|---|---|---|---|---|
青森県 | 南部町名川B&G海洋センター | 春日遊馬 | 背泳ぎ | ||
富山県 | 氷見市B&G海洋センター | 濵本玖瑠海 | バタフライ | ||
兵庫県 | 南あわじ市南淡B&G海洋センター | 島田拓実 | 自由形 | ||
埼玉県 | 嵐山町B&G海洋センター | 髙井麻里衣 | 自由形 | ||
長野県 | 大町市B&G海洋センター | 近江ハリー | 平泳ぎ | ||
高知県 | 四万十町窪川B&G海洋センター | 首藤大果 | 平泳ぎ |
大会成績表

【 総合成績表 】 |
---|
総合の部 | 男子の部 | 女子の部 | |
---|---|---|---|
優勝 | 埼玉県 | 千葉県 | 埼玉県 |
準優勝 | 千葉県 | 埼玉県 | 千葉県 |
3位 | 兵庫県 | 茨城県 | 高知県 |
受賞者のコメント

最優秀選手賞:
湯澤胡桃さん(栃木県芳賀町B&G海洋センター/小4)
「友だちの皆と楽しく練習ができるので水泳が好きになりました。毎日2時間ぐらい練習していて、将来はオリンピックに出場できたらいいなと思っています」
武 快飛くん(群馬県玉村町B&G海洋センター/小4)
「今日は4種目に出て疲れたけれど、精一杯がんばることができたし、仲間の皆を力一杯応援することができました。いつかは僕もオリンピックに出たいと思っています」

総合優勝:埼玉県チーム
嵐山町B&G海洋センター指導者 根岸隆行氏
「『先輩たちが勝ったのだから続こう』、『連覇したい』と皆が思ってくれて力を発揮してくれました。中には夏休みの間、施設が開く時間前にいつもプールを掃除してくれている子もいます。そんながんばり屋さんたちも見事にチームの連覇に一役買ってくれました」