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平成25年度 第15回B&Gアドバンスト/アクア・インストラクター養成研修
全日程を修了
今年も新たに78人のB&G指導者が誕生

講師の中村真衣さんと78人の指導者たち
平成25年5月30日から、沖縄県の本部町B&G海洋センター(マリンピアザオキナワ)で実施しておりました「平成25年度アドバンスト/アクア・インストラクター養成研修」は、43名が参加したアクア・インストラクター養成研修が6月21日に、35名が参加したアドバンスト・インストラクター養成研修が7月3日に修了し、新たに78名の指導者が誕生しました。
幅広い内容を学ぶ長期の合宿研修

指導者養成研修で取得できる資格は、主に水泳指導に携わるアクア・インストラクターとヨットやカヌーなどの指導法を学ぶアドバンスト・インストラクターの2種類です。
アクア・インストラクター養成研修は23日間で120時間以上、アドバンスト・インストラクター養成研修は35日間で200時間以上の実技や講義を受講します。
このなかで、浮き身の指導などを学ぶ水辺での安全プログラムや心肺蘇生法、環境教育や集団行動法などは共通科目になっており、資格を習得するためには研修の中間で行う効果測定をはじめ、学科試験や実技試験など全ての試験に合格する必要があります。
なお、両インストラクター資格とも、2008年に海洋性レクリエーションを推進する団体では初めて、環境大臣と国土交通大臣から、「環境保全活動・環境教育推進法」に基づく"人材認定事業"として認定されました。
厳しい研修と共同生活から参加者の結束が強まり、全国に仲間が広がる
研修の一日は、朝の6時45分から始まります。
起床直後の7時には日朝点呼となり、体操やランニング、海浜清掃を実施。その後、9時から17時まで実技や講義などの研修を行い、18時30分まで自主トレーニング。夕食後、19時30分から20時30分までは夜間課業があり、22時30分に就寝となっていますが、その間、入浴や各自の洗濯、翌日の研修準備なども行うため、一日の自由時間は1時間程度とハードな日程です。
しかし、このような厳しい研修と合宿研修の共同生活によって連帯感や協調性が育まれ、同じ研修を受けた "同期"として仲間が全国に広がることも、この事業の大きな特長の一つです。

研修生同士で水泳の"幇助法"を練習

着衣泳など安全学習の指導法も学ぶ

保育園児を対象にしたアクアリズム運動の指導実習

水辺の楽しさを伝えるカヌーやヨット実技

インタープリテーションを活用した環境学習

オリンピック銀メダリストの中村真衣さんなど著名な講師から直接指導
首長様からの講演
アクア・インストラクター養成研修、アドバンスト・インストラクター養成研修の終了にあたり、首長様から講演をいただきました。

アクア・インストラクター養成研修
修了記念講演
岐阜県川辺町長 佐藤 光宏 様

アドバンスト・インストラクター養成研修
修了記念講演
北海道砂川市長 善岡 雅文 様
他の模範となり、率先して研修に取り組んだ研修生

アクア・インストラクター研修生
左:松野 友迪 研修生(北海道沼田町)
右:中西 浩司 研修生(香川県高松市国分寺)

アドバンスト・インストラクター研修生
左:高橋 栄揮 研修生(岩手県花巻市東和)
右:松本 憲明 研修生(熊本県玉名市岱明)
修了のコメントを紹介します
アクア・インストラクター研修生もアドバンスト・インストラクター研修生も全員合格!
これからは地元に戻り、B&G指導員として地域の“スポーツ・健康・人づくり”を推進します。

アクア・インストラクター研修生
邑上 貴哉(福井県坂井市丸岡)
沖縄というすばらしい環境のなかで、23日間研修させていただきありがとうございました。集団行動から始まり、水泳実技と充実した日々を過ごせました。
立ち泳ぎには苦戦しましたが、アクアの仲間に助けられ無事合格しました。ここで出会った仲間(宝物)を決して忘れることなく頑張っていきます。

アドバンスト・インストラクター研修生
佐伯 卓也(岐阜県八百津町)
今回、アドバンスト・インストラクター養成研修に参加し、マリンスポーツにおける安全管理が非常に難しいものだと感じました。特に、指導実習で難聴の子どもを担当し、今後、障害のある方に対する指導の方法をしっかり考えていきたいと思いました。
研修生全員の修了コメントムービー
平成25年度 第15回B&Gアドバンスト・インストラクター養成 研修修了コメント
平成25年度 第15回B&Gアクア・インストラクター養成 研修修了コメント