その他の活動記録

群馬県明和町から、女子高校生のオリンピック水泳選手が誕生!

女子自由形400mリレーの派遣標準記録を突破した、内田美希さん(17歳)

水泳のまち、明和町に入った朗報

画像

水泳の普及に努めている明和町B&G海洋センター

関東平野の中央北部に位置し、広々とした土地で盛んに農業が営まれている群馬県明和町。水温む季節になると、かつては用水路などで子どもが溺れてしまう事故が年に1、2回は起きていました。

ところが、住民の願いが叶って平成6年にB&G海洋センター・プールが開設されると、町のほぼすべての子どもたちが泳ぎを覚えるようになり、あっという間に水の事故がなくなりました。

「どんな子でも4種目泳げるようになった時点で水泳教室を卒業してもらう方針を立て、次々に新しい子の育成に励んでいます」と語る同海洋センター。平成9年にはアクアリズムのモデルセンターとして全国に先駆けて同プログラムを導入し、今日に至るまで積極的な運用を続けています。

こうして町をあげて水泳の普及に努めた明和町に、このたびうれしいニュースが飛び込みました。町内に住む高校3年生、内田美希さん(17歳)が、4月に行われたロンドンオリンピックの代表選考会を兼ねた日本選手権大会に出場。女子自由形400mリレーの派遣標準記録を突破し、同種目における日本代表の1人に選出されたのです。

目標は表彰台!

先日、その報告に町役場を訪れた内田さん。県内初の女子高生オリンピック選手の誕生を、恩田 久町長が快く迎えてくださいました(以下、「広報めいわ」より引用)。

町長:
オリンピック出場おめでとう。日本代表が決まったときは、最初、誰に知らせましたか?
内田選手:
大会が終わって携帯電話を見たら、たくさんの留守電やメールが届いていましたが、やはり最初に知らせたのはお母さんでした。また、クラスメイトや先生方も、とても喜んでくれました。
町長:
内田さんが明和町の誇りであるように、きっと内田さんの周りのみんなも誇りに思っているんだろうね。どんな目標を持ってオリンピックに臨みますか?
内田選手:
これは代表みんなの目標ですが、表彰台に上がってメダルをもらうことです。
町長:
ぜひ、金メダルを持ち帰ってください。メダルをかけた内田選手と会えることを楽しみにしています。
内田選手:
はい、がんばります。本日は、激励いただき、ありがとうございました。

内田選手のオリンピック出場のニュースは、水泳のまち明和町を元気づけてくれました。これからも、海洋センター所在自治体から第二、第三の内田選手が誕生することを大いに期待したいと思います。

資料協力:「広報めいわ」(平成24年5月10日号)

画像

「泳げない子をなくそう!」と、幼児プログラムに力を入れています

  • WEB講座
  • B&G男子
  • わがまちおもしろ達人
  • B&Gブログ
  • B&G特派員便り
  • センタークラブ専用サイト