今年は、「子どもたちに笑顔を日本元気復活事業」として開催!
2011 B&G OP級ヨット大会・西日本大会
西日本12県に加え、海外2カ国からも参加
毎年、海の日の連休に開催している、B&G OP級ヨット大会・西日本大会。第14回目を迎えた今年は大分県杵築市住吉浜リゾートパークを会場に、7月17日(日)~18日(祝)の2日間にわたって開催。西日本地域12県に別府市の姉妹都市であるニュージーランドのロトルア市や韓国釜山市からの参加も交え、総勢122人のジュニアセーラーが初夏の別府湾で熱戦を展開しました。
大会期間中に募金を集めました
レースは、日程の後半で台風の接近が予想されたため、晴天に恵まれた初日の7月17日に競技成立の条件となる3レースを行い、Aクラス(上級者)、Bクラス(中級者)とも無事に終了。加えて、ヨット初心者を対象にしたCクラスでは、ウォーター・セーフティ・ニッポンが推進する「水の事故ゼロ運動」に連動した水の安全学習を行いながら、OPヨット体験を楽しみました。
また、今年は日本大震災の復興支援を目的に、「子どもたちに笑顔を日本元気復活事業」として実施。大会期間中に寄せられた募金やパンフレットの売上金すべてが、他の事業の募金とあわせて日本財団の東日本大震災復興支援「ROADプロジェクト」に寄付されます。
国際交流も満喫
翌18日は、天候の崩れが心配されたため、前日の結果をもって表彰式を開催。Aクラスでは「3レースとも良いスタートが切れ、それが大きな勝因になりました」と振り返った、矢野航志選手(宮崎ジュニアヨットクラブ/中3)が優勝。Bクラスでは、「コースを真っ直ぐ走ることを心がけました」と語った小林 奏選手(宮津ジュニアヨットクラブ/小4)が優勝を手にしました。
なお、大会規定によりAクラス上位3名には、今年8月に開催される「第43回日本OPセーリング選手権大会」の出場権を付与。Bクラス上位小学生男女1名には、オリンピック経験者から直接指導を受ける今年12月の「B&Gドリームキャンプ」への招待状が贈られました。
また、今回は海外2カ国からの参加もあったことから、7月16日の大会前夜に国際交流会を開催。ニュージーランドのB&Gロトルア海洋クラブから参加の2名の選手と引率者、韓国のB&G釜山海洋クラブから参加の2名の選手と引率者の皆さんが、大会関係者や地元B&G別府海洋クラブのメンバーなどと交流を深めました。
成績表
総合順位 | Aクラス | Bクラス | Cクラス |
---|---|---|---|
1位 | 矢野 航志 (宮崎ジュニアヨットクラブ) | 小林 奏 (宮津ジュニアヨットクラブ) | ― |
2位 | 花田 義弘 (光セーリングクラブ) | 松尾 華 (広島セーリングスクール) | ― |
3位 | 松尾 虎太郎 (広島セーリングスクール) | 宮崎 祐次郎 (B&G虹の松原海洋クラブ) | ― |
※Cクラスは台風によりレース中止になり、練習会のみ実施いたしました。