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全国にさきがけ、関東ブロックで実施！
平成23年度 教育長・責任者 海洋センター・海洋クラブ活性化会議
開催日：平成23年10月12日（水）、13日（木） 場所：東京虎ノ門 船舶海洋ビル
教育長23人出席！海洋センター出席率100％（前年比26人増）！！
教育現場との情報共有をめざして、今年度から「教育長・責任者 海洋センター・海洋クラブ活性化会議」を開催しています
「教育長・責任者 海洋センター・海洋クラブ活性化会議」は、センター管理運営の最高責任者である教育長の出席を得て財団事業への一層のご理解とご協力を得るとともに、教育現場の実態や特色ある取り組み、問題点などを共有し、海洋センターのさらなる活性化をめざすもので、今年度から新たに開催している会議です。
財団と教育現場の情報を共有
全国にさきがけて10月12日（水）、13日（木）に開催した関東ブロックでは、教育長23人を含む74人（昨年度から26人増）のセンター・クラブ関係者が出席。財団による各種事業報告に加え、2人の教育長による活動事例発表も行われました。
主催者挨拶：B&G財団 広渡英治専務理事。「活性化をめざし、教育長の皆様にも積極的に施設運営に関わっていただきたいと思います」
来賓挨拶：茨城県五霞町 染谷森雄町長（関東ブロック連絡協議会理事）。「海洋センターを活用しながら、命の大切さを学ぶ事業を官民一体となって行っていきたいと思います」
出席者の紹介
来賓挨拶に続いて海洋センターごとに出席者の自己紹介が行われ、教育長の方々からは、「努力して得た特A評価を維持し続けたい」、「先の震災で被害を受けたが、財団から貴重な助成をいただいて再出発できるようになった」、「中学校にプールがないが、助成をいただいて海洋センターのプールがリニューアルしたので学校の授業にも使っていきたい」といった、さまざまな抱負が述べられました。
海洋センターごとに自己紹介が行われ、教育長の方々からは事業に関する抱負が述べられました
各種事業報告
平成23年度上半期利用者人数実績、海洋センター評価、「東日本大震災」復興支援、「水の事故ゼロ運動」などに関する報告の後、平成23年度下半期ならびに平成24年度事業に関する説明を行いました。
資料を手に事業報告を確認する参加者の皆さん。今年は特に「東日本大震災」復興支援に関する報告に注目が集まりました
教育長事例発表 教育現場の実態や問題点を共有
海洋センター2カ所の活動について、教育長の方々が事例を発表。教育現場の実態や問題点を参加者一同で共有しました。
事例１ 「学校教育と社会体育の連携による相乗効果」：栃木県那須鳥山市 池澤 進 教育長
「各学校のプールが老朽化しましたが、海洋センターのプールを大改修して市民の健康づくり拠点に活用。子どもたちに関しては放課後クラブをつくって地域スポーツを推進しており、ドリームキャンプに参加した子が県大会で優勝するなどの成果が出ています」
事例２ 「地域に根ざした海洋センターの活動」：群馬県明和町 鑓田範雄 教育長
「平成6年の開設以来、海洋センターのプールは年間平均7万人の利用を維持し続けており、町の子すべてがここで水泳を練習。一貫した水の安全教育を通じて、町では水の事故がなくなりました」
優良海洋クラブの表彰
平成23年４月度の海洋クラブ評価の結果、江の島、葉山、香取市小見川の各海洋クラブが特A評価を獲得し、栗橋海洋クラブがA評価を獲得。それぞれの代表者の皆さんが表彰を受けました
全国指導者会の役割について
全国指導者会の川島正光副会長（埼玉県久喜市）が「青少年の健全育成・地域住民の健康づくりとB&G全国指導者会の役割」と題して、これまでの活動経過を報告しました
佐藤講師の指導を受けながら、参加者全員がグループに分かれて実技演習を行いました
今回は日本ライフセービング協会の佐藤洋二郎講師が、2010年に改定された心肺蘇生法（AED含む）の新ガイドラインの解説と実技指導を行ってくださいました
研修会
2日目の10月13日（木）は、朝9時から指導者研修会を実施。これは全国指導者会とブロック連絡協議会が共催で実施しているもので、海洋センター・海洋クラブのさらなる活性化と指導者の資質向上のために、最新の安全管理や教育に関する講義などを行います。
研修会には、教育長・責任者の方々も、ぜひ参加を！
研修会終了後、2日間にわたって実施された会議について質疑応答を実施。そのなかで、「指導員研修会はたいへん有意義なので、ぜひ教育長・責任者の方々にも参加していただきたい」という意見が寄せられました
質疑応答の後、古山 透理事が挨拶に立って閉会となりました
