2023.02.13 UP 地域コミュニティ再生モデル事業 雪害ボランティア研修会・雪上レクリエーション体験会を開催（北海道大空町）
大空町女満別B&G海洋センター（北海道）で雪害ボランティア研修会・雪上レクリエーション体験会を1月28日に開催。町の防災ボランティアをはじめ約90人が参加しました。
この研修会は、B&G財団と大空町が連携して取り組む「地域住民による自助・共助の防災体制づくり」事業の一環として実施。海洋センターに配備した除雪機などの防災備品を活用した研修会や体験会を行うことで、平時からの防災意識を高めることをねらいとして実施しました。
「地域住民による自助・共助の防災体制づくり」事業は、指定避難所となっている大空町女満別B&G海洋センターにおいて、自然災害発生時における自助・共助できる防災体制を確立するため、定期的な避難訓練やボランティアの育成、学校授業での防災教育の実施などを行い、地域防災力の強化・コミュニティの活性化を図ることを目的に2021度から実施しています。
雪害ボランティア研修会
「除雪機の使用方法」と「スタック車両の脱出方法」を実施。除雪機の研修では、除雪作業時（走行中）の注意点や安全機能の正しい使い方、雪詰まりを取り除く際の注意点などについてレクチャーを受けた後、実際に除雪作業を行いました。普段はスコップ等で雪かきをしているため、除雪機の使用経験のない参加者も多く、熱心に取り組んでいました。
スタック車両の研修では、ロードサービスを呼ぶ前に自身で試せる脱出方法を紹介。そのうちの一つ、“一度前進してから後進する
”を全員が体験し、スタックした際の対処（路面の状況確認、アクセルを踏みこまない、連絡手段の確保など）について確認しました。
除雪機の操作説明
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除雪作業
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スタックの脱出練習
雪上レクリエーション体験会
午後から行われたレクリ―ション体験会は、スノーモービルを使った救助艇やバナナボートの試乗体験、スノーシュー（かんじき）体験、雪上ビーチフラッグなどを実施。海洋センターに配備された防災器材に触れ、有事の際に躊躇なく使用できるようにすることねらいとして行われ、参加者は楽しみながら防災機材に馴れ親しむことができました。
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スノーモービルで試乗体験
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雪上バナナボート
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救助艇をソリに
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スノーシュー体験
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スノーシューで斜面歩行
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雪上ビーチブラッグ
大空町女満別海洋センターでは、今後も防災に関する様々な研修会を実施し、地域住民による自助・共助の防災体制づくりを進めていきます。