転倒・寝たきり予防プログラムの改正介護保険法(平成18年4月施行)への取り組み!
幼児から高齢者までの健康づくりを推進しているB&G財団では、日本財団の助成金を受けて、「転倒・寝たきり予防プログラム」を、23市町村のモデルセンターとともに、全国への普及を目指し取り組んでおります。
厚生労働省発表による全国の平均高齢化率が20%を迎えた超高齢社会の日本では、高齢者医療費・介護保険料の増大は、国を揺るがすほどの深刻な問題となってきております。
平成18年4月の改正介護保険法の施行に併せ、現在、B&G財団は、新予防給付(介護予防サービス)への「転倒・寝たきり予防プログラム」の導入を目指し、市町村へ働きかけをしております。
「転倒・寝たきり予防プログラム」は、時代のニーズに対応した高齢者のための健康づくりのプログラムです。当財団の運動ノウハウと身体教育医学研究所(運営委員長:武藤芳照東京大学大学院教授)を中心とする研究グループが開発した「健脚度測定」(注)を活用し、高齢者に提供することで、転倒による寝たきりになる時期を少しでも遅らせようとする医学的裏づけも取れた非常に有効なプログラムと言えます。 |