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「転倒・寝たきり予防プログラム」第2期モデルセンター
北海道積丹町
 



 平成18年3月2日(木
)、積丹町海洋センターにおいてモデルセンターフォローアップ事業が開催されました。


 
いくつになっても健康な体づくりを!    

 北海道積丹町は、人口3,079人に対し高齢者数は1,152人(高齢化率37.1%)と、高齢化率が非常に高い自治体です。

 「転倒・寝たきり予防プログラム」としての活動は、平成16年に第2期モデルセンターとして認定を受け、通年月1回のペースで教室を開催しています。運動だけでなく、陶芸や料理教室といった文化活動も取り入れた形で、海洋センターを拠点に活動を行っています。

 当日はちょうど平成17年度実施教室の閉級式にあたり、受講生22名の皆さんが無事卒業を迎えられました。また、皆勤賞の6名には賞状が送られました。

 

賞状を手渡す様子
教育長から賞状が授与されました

 
 
  雪の多い地方での冬の取り組みについて  
事業説明の様子
事業説明に聞き入る参加者
 フォローアップでは運動教室と事業説明が行われ、積丹町教育委員会教育長をはじめ、教育委員会の社会教育係、積丹町役場の住民福祉課、生涯学習推進アドバイザーなど17名が参加。プログラムについての理解を深めました。

  担当者からは、「町の面積が広く、民家が点在していて豪雪地帯でもある積丹町では、送迎は必須です。冬季における事業展開は非常に厳しいものがあります」と問題提起があり、保健師からは、行政面積の広い他のモデルセンターではどのように活動しているのかなど、多数の質問が挙がりました。

  今回のフォロ−アップを経て、今後の積丹町の事業展開が期待されます。
 
 
リフレッシュ学級の様子
椅子に座って手を動かすまずは手遊びで頭の体操
体育館内を歩く
正しい歩き方でウォーキング!
 
 
フォローアップを終えて―それぞれの感想    

【担当者の声】
 このフォローアップで、各関係セクションのスタッフや指導者、運営に係わるすべてのスタッフのモチベーション(動機付け)や理解度が上がったことを確信しました。

【運動教室参加者の声】
 今年の冬は雪が多くて出歩く機会が少なく、運動不足だったので、参加して本当に良かったです。

【事業説明に出席して】
・積丹町食生活改善推進委員会 会長
 栄養改善を目的として、食生活改善推進委員会は「私達の健康は、私達の手で!!」を合言葉に、我が家の食卓から積極的に食生活改善の輪を広げ、健康で明るく、元気に生活できる社会づくりを目指しておりますので、「一緒に活動できたらすばらしい」と思いました。

・積丹町食生活改善推進委員会 会員
 10年後に高齢化率が48.1%、2人に1人が65才以上だなんて、びっくりです。私もその中の1人にギリギリ入るのかな。
 一昨年、膝の調子が悪くて病院へ行きましたが、検査の結果は異常なし。老化現象が始まっているので筋肉を鍛えるように言われました。
 教室の様子を見て、自分も参加してみたいと思いました。


 
大雪
海洋センター2Fまで積もった雪
積丹町海洋センターが行っている「転倒・寝たきり予防プログラム」はこちらです。

お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp
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