2023.06.16 UP 舟艇器材配備式 「B&G あもりがわ海洋クラブ」舟艇配備式を実施(鹿児島県霧島市)

日本財団助成事業

6月11日、鹿児島県霧島市の敬愛館で「B&Gあもりがわ海洋クラブ」の舟艇器材配備式を実施。霧島市 中重真一市長をはじめ、海洋クラブ代表 枦木翔氏、海洋クラブ関係者、地元の中高生など、約30人が出席しました。また式典当日は、雨天だったため、予定していたSUP(スタンドアップ・パドル・ボード)を用いて河川を清掃する「SUPごみ拾い」の替わりに、カヌーエルゴメーター(トレーニング機材)等を用いた体幹トレーニングの体験などを行い、生憎の天気を吹き飛ばすような笑顔でにぎわいました。

集合写真

B&G あもりがわ海洋クラブは、ドラゴンボート、SUP、レジャーカヌーなど、パドルスポーツを中心に活動を実施。今後はパドルスポーツの選手育成のほか、障がい者対象の体験交流会、環境保全活動にも力を入れ、幅広く活動を展開していきます。

中重市長は挨拶で「青少年の健全育成や市民の健康増進等、多くの方々が楽しめる活気に満ち溢れた交流の場となることを期待している」と述べられました。
 B&G財団理事長の菅原は、「健常者だけでなく、障がいのある方や、家庭に問題を抱える子どもたちなど、誰にも平等に自然体験をはじめとする様々な体験活動を提供してほしい」と挨拶し、SUPやサーフスキー、ライフジャケットなど、総額約100万円の舟艇器材の目録を海洋クラブ代表の枦木氏に手渡しました。

目録贈呈 クラブ代表 枦木氏(左)、B&G財団 菅原理事長(右)

目録贈呈
クラブ代表 枦木氏(左)、B&G財団 菅原理事長(右)

    • 霧島市 中重市長

      霧島市 中重市長

    • あもりがわ海洋クラブ代表 枦木氏

      あもりがわ海洋クラブ代表 枦木氏

    • クラブ員代表 城ノ下さん

      クラブ員代表 城ノ下さん

代表の枦木氏は「教育委員会と連携し、子どもたちへの水辺の安全教育や、障害のある方への体験活動のほか、選手の育成等、普及と競技力向上の両面で、あもりがわのパドルスポーツを盛り上げていきたい」と抱負を述べました。
 続いて、クラブ員を代表し、城ノ下倫太郎さんから「この器材を使ってインターハイ、鹿児島国体に向けて今まで以上に精一杯頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」とお礼の言葉と決意表明がありました。

  • 体験会の様子

  • 体験会の様子

体験会の様子

普及と競技の両面で、パドルスポーツ全般に取り組む本クラブの今後の活動が楽しみです。

B&G海洋クラブは、マリンスポーツや環境保全活動、水辺の安全教育などを通じて青少年の心と体の育成を目指す組織。運営体制や活動水面などの条件を満たせば登録でき、登録されたクラブにはヨットやカヌー、救助艇などの活動器材が配備されます。全国281カ所に設置され、7,000人を超えるクラブ員が活動しています。

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