2022.03.25 UP バリアフリー化と器材配備 「SUP体験・障がい者水中フィットネス」を開催 (甲賀市甲賀B&G海洋センター)
3月20日(日)、甲賀市甲賀B&G海洋センター(滋賀県)で、バリアフリー改修のリニューアルイベントとして「SUP体験・障がい者水中フィットネス」を開催。
この事業は、海洋センターを障がいのある人もない人も気軽にパラスポーツ等を楽しめる公共性の高い施設にすることで、地域コミュニティの活性化を図ることを目的に、2年前から「海洋センターのバリアフリー化と器材整備」として実施しています。
甲賀市では50万円の助成金を活用し、「プール出入口・更衣室の段差解消」、「トイレ洋式化」の改修工事を行いました。
SUP体験
SUP体験には、小学生や親子連れなど21人が参加。ほとんどの参加者が初めてということで、まずはプールサイドでパドルの使い方を念入りに練習。次いで、指導者が漕ぎ方のお手本を見せた後、早速SUPに乗艇。最初は立て膝の姿勢でゆっくりと漕ぎ出しました。
徐々に慣れてくると、ボードに立ちしっかり水をつかんで漕げるようになり、仲間と笑顔で話す余裕も見られ、参加者は思い思いにSUPを楽しんでいました。
障がい者水中フィットネス
SUP体験に並行して、障がい者水中フィットネスを開催。脳性麻痺のある障がい者の参加がありました。車いすで歩行用プールまで移動し、スロープの手すりを使って入水。入水後は水中歩行、ヘルパーを使用した手足の曲げ伸ばし運動やストレッチなどを行いました。
参加者の声
バリアフリー化されて、車いすでプールまで行くことができて便利。左手を動かすのが難しいけれども、フィットネスをした後は左手がスムースに動くようになった。とても楽しく運動することができました。また、ぜひ来たい。
海洋センター担当者は「バリアフリー化された海洋センターで、障がい者のスポーツ活動への参加機会を拡充していきたい」と意欲を語りました。
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