
06:30 | 起床 |
06:45 | 朝のつどい |
07:00 | 朝食 (ダイニングルーム) |
07:45 | 通船で小笠原父島へ上陸 |
09:00 | 大神山トレッキング・ウミガメ学習ほか(大村地区) |
11:45 | 昼食 |
12:45 | 復興祈念植樹・ホエールウォッチング・ショッピングほか |
17:00 | 小笠原父島出港 海洋観察3 |
18:00 | 入浴・荷物整理 |
19:00 | 夕食(ダイニングルーム) |
19:45 | 洋上星空観察会(パシフィックホール ※曇りのため星座の解説) |
20:30 | 清掃 |
20:45 | 夕べのつどい (パシフィックホール) |
21:30 | 消灯 |

父島での活動2日目。天気予報は雨でしたが、気まぐれな小笠原の天気のせいなのでしょうか、晴れ間も出る天候になりました。メンバーは予定どおりのプログラムを実施でき、小笠原の大自然を満喫しました。

■ウミガメ学習
父島には毎年、たくさんのウミガメが産卵のためにやってきますが、孵化した子ガメは町明かりに惑わされて、なかなか海に戻ることができません。そのため、島では卵を集めて施設で孵化させ、半年ほど育ってから海に放す取り組みを続けています。メンバーも、その放流を手伝いました。子ガメたちが大人になって産卵のために島に戻ってくるのは30〜40年後と聞いて、皆、雄大な自然のサイクルを感じることができました。



■大神山トレッキング
ふじ丸が停泊する湾を一望できる大神山の頂上をめざして、皆でトレッキングを楽しみました。道中、地元のインタプリターさんが小笠原でしか目にできない固有種の動植物や、固有種の生態を脅かす外来種のことを説明。世界自然遺産になった小笠原を、皆で大切にしていきたいものです。
■ホエールウォッチング
毎年、この季節になると多くのクジラが子育てのために北太平洋から小笠原に南下してきます。メンバーたちも漁船に分散して父島の沖に出ると、たくさんのクジラと出会うことができました。今年は例年になく多くのクジラがやってきているそうで、まさにラストクルーズを飾るにふさわしい魅力あふれるプログラムになりました。



■東日本大震災復興祈念植樹 その2
昨日の朝、被災地から参加した14人のメンバーが最初に植樹を行いましたが、その後も他のメンバーが交代でスコップを手にしていきました。遠く離れていても心はひとつ。皆で植えた木が育つにつれて復興も進んでいくに違いありません。
雨の予報も出ていた今日でしたが、晴れ間も出るほど天気に恵まれ、すべての地寄港活動が無事終了。ふじ丸に戻ったメンバーは出港時間の17時にデッキに集まり、見送りに来てくれた小笠原のメンバーが乗る漁船やホエールウォッチングでお世話になった漁船の皆さんに大きな声で手を振りながら、再会を誓い合いました。


小笠原メンバーの名前を呼び見送りに答えました

今日の夕食後、東日本大震災の被災地から招待したメンバー14人に、古山団長から「このフォトフレームに最高の思い出を入れてください」と「ふじ丸 」フォトフレームをプレゼント。被災地から招待されたメンバーの一人は「きれいな海でカヌーやシュノーケルができて楽しかった。たくさんの友達たちとの会話もうれしい」とクルーズの感想を語ってくれました。


5組13班
大田垣 暉(おおたがき あきら)くん
Q今日何が一番楽しかったですか?
Aホエールウォッチングで、ちょっと船酔いしたけど、尾ビレや背ビレ、潮吹きなどを間近で見れて、楽しかったです。
Qトレッキングの感想を教えてください。
A階段が急で、何段もあったからつらかったけど、上から見る景色がすごくキレイで嬉しかった!! いろんな植物や動物にも触れられたので、貴重な体験ができました。
Qショッピングでは何を買いましたか?
A木を彫った置物と、サンゴのキーホルダー。お父さんとお母さんには、お菓子を買いました。
