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日本財団 幼児対象「B&Gフロアリズム運動プログラム」

音楽体操

プログラム名
「キッドビクス〜ミッキー体操」

「手のひらを太陽に」
移動遊び

プログラム名
「忍者サーキット」

「フープ取りゲーム」
柔軟

プログラム名
「上体そらし」
「ブリッジ」

「長座体前屈」
リズム

プログラム名
「カスタネット 4拍子」
神経系運動

プログラム名
「跳び箱」
「ボール」
運動遊び

プログラム名
「転がしドッジ」

「ねらってポン!リレー」

運動遊び
 
■ 概要
 
 運動遊びは、器具の活用や運動だけではなく、遊具、教具などあらゆるものを最大限に利用して、無数の創造をしていくことをねらいとしています。プログラムは1時間の最後に1番おもしろいことがあるという期待感がもてるように、幼児がもっとも興味や関心を引く内容になっており、そのことが次回の参加動機にもつながっていきます。
 具体的には幼児の発育・発達レベルに応じて、サーキット遊びや想像遊び、競争ゲーム、創造遊びで構成し、階段的に活動量を高めながら、次のステップに進む運動能力の育成と仲間との交流を通して自分の位置づけや役割を意識するようになります。
運動遊び
「B&Gフロアリズム運動プログラム」
〜運動遊び〜

■ 運動遊びプログラムは、次のようなカテゴリーに分類されます
 
  1. 「サーキット遊び」
    様々な器具や手具で構成したサーキットを巡回して運動する遊び。
  2. 「想像遊び」
    2〜3歳頃の想像性が豊かな時期に主人公になったり空間を想像して運動するごっこ遊び。
  3. 「鬼ごっこ遊び」
    伝統的な遊びの代表的なものである。鬼ごっこにおけるおにと逃げ手の駆け引きは、身体的な能力とともに知的能力を養い、集団遊びにおけける役割の実践と協力する態度は、社会性の育成に効果がある。
  4. 「競争遊び」
    個人競争やチーム競争など順位が明確になる遊びである。競争心が目覚める4歳後半から始めると、集中力の高い活発な身体活動を引き出すのに有効である。
  5. 「ゲーム遊び」
    ルールのある遊びやボールなどの手具を使ったレクリエーション的な遊びである。同年代だけでなく、異年齢の組み合わせでもルール等を工夫することにより、幅広く遊ぶことができる。
  6. 「創造遊び」
    幼児が自分たちで遊ぶ場やルールを設定し、集団であるものを創り上げる遊びである。各年齢と運動遊びのプログラムの特徴は、次の通りです。
  1. 「2歳児」
    サーキット遊びや想像遊びを通してルールの理解や活動空間の広がり、器具、手具への慣れ、活動量の拡大を図る。
  2. 「3歳児」
    サーキット遊び、想像遊びよって活動レベルを高め、後期より鬼ごっこ遊び、ゲーム遊びを取り入れ、知的能力を養う。
  3. 「4歳児」
    競争遊びを段階的に取り入れながら、身体能力の一層の向上を図る。またゲーム遊びや創造遊びを取り入れ、活発に活動する楽しさを幼児自身が発見できるようにする。
  4. 「5歳児」
    指導者の係わり方が幼児の主体性を重視する方向へ変わり、ゲーム遊びや競争遊びでグループが勝てるような工夫や低年齢の幼児への思いやりの気持ち、リーダーシップの育成を図る。

■ プログラム名 「転がしドッジ」
動画 詳しい動画はこちらから

     ドッジボールの導入プログラムです。転がってくるボールに俊敏に反応しながら当たらないように逃げることで、身体をコントロールする能力を高めていきます。
    ※年長30名程度の場合    
  • 5〜7m四方のエリアを設定する(コーン、ゴム使用)。
  • エリアの外から指導者がボールを転がして幼児に当てる。
  • 幼児はエリア内でボールが当たらないように逃げる。

■ 指導ポイント
 
  • 幼児がすぐにボールの方へ目線がむけられるよう、指導者は転がす前に声を出すとよい。
    例:「いくよー!!」、「あてるぞー!!」
  • エリア内でボールが止まってしまった場合、幼児が拾い指導者へ渡す。
  • 動作に慣れてきたら、当たった幼児はエリア外に出る。
  • 時間内で逃げきれた幼児を勝ちにしてもよい。
  • 幼児の運動能力に合わせてボールの転がる速さを調整し、ゲームのスリル感を高めていく。

     

■ プログラム名 「ねらってポン!リレー」
動画 詳しい動画はこちらから

    跳び箱やマットを使ったサーキットの中で、途中でカゴにボールを投げ入れ、ボールが入った数を競う遊びです。ボールをコントロールする投げ方やタイミングを楽しみながら学習します。ボールを持って移動し、カゴに投げることで協応性を養い、カゴにボールをたくさん入れられるように、グループの友達と協力して遊びます。
   
  • 跳び箱6段2台とエバーマット1枚を設置する。
  • エバーマットから4〜6m前方に短マットを設置する。
  • 短マットから10〜12m前方にボールを設置する。
  • カゴの近くにフープを置き、フープから1.8〜2m前方にボールを投げ入れるための的を用意する。
     

■ 指導ポイント

  • 帽子等による色分けで、幼児がどのグループかわかりやすくする。
  • ボールを投げる時に時間がかからないように、指導者が声をかけるなどスムーズにできるように工夫する。

     

■注意事項
 
  • サーキットや競争、ゲームでは動く方向や間隔を決めておき、幼児同士が衝突しないように注意する。
  • 指導者は幼児の遊びの様子が見える位置にたち、安全管理とともに幼児の行動を観察し、個々の発育・発達レベルの把握に努め る。
  • 器具・手具などを十分点検して安全を確認する。
  • 幼児と一緒になって遊ぶ感覚を大切にする。
  • プログラム内容や対象幼児にあった音楽をかけ全体の雰囲気を盛り上げていく。


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