■ 概要
移動遊びは「走る」ことを基本に、「巧みな身のこなし」や「素早さ」といった調整力の養成と循環機能の向上から、バランス
のとれた身体づくりをねらいろしたプログラムです。
移動遊びの内容に応じて、鉄棒、マットなどの器具やフープ、ボールなどの手具、鈴、タンバリンなどの楽器、新聞紙やビニー
ル袋などの日常的な素材まで、あらゆるものが利用できます。またプログラムでは、既に学習した神経系のプログラムを取り入れ
、活動的な運動の中で、鉄棒や跳び箱、マット運動の習熟効果を促すことや、音楽的要素を取り入れてリズミカルに運動する感覚
を養っていきます。
「B&Gフロアリズム運動プログラム」
~移動遊び~
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プログラム名「忍者サーキット」
詳しい動画はこちらから
- 幼児用の跳び箱2段と5段を縦に並べる。
- ロープで作ったコースを両足ジャンプで前に進む。
- たくさんのフープが置いてあるコースをフープを踏まずに進む。
- 幼児用のハードル(高さ30cm)5つを飛び越えて進む。
■ 指導ポイント
- サーキット周回のスピードは、幼児個人のペースで行う。
- ロープの両足ジャンプやフープの道は動作が雑になる傾向にあるので、言葉がけで丁寧に行うように促す。
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プログラム名「フープ取りゲーム」
詳しい動画はこちらから
- コーンの周りを音楽に合わせて走る。
- 音楽が止まったらフープの中に入る。
■ 指導ポイント
- 慣れてきたら徐々にフープの数を減らしていき、競争意識を高めるとよい。
■ 注意事項
- サーキットや競争では、走る方向を決めておいて、幼児同士が衝突しないように注意する。
- 器具(跳び箱・ハードル等)には、必ず指導者が付き、ケガをさせないように対応する。
- プログラム内容、対象幼児にあった音楽をかけて、室全体の雰囲気を盛り上げる。
- 導入時のウォーミングアップと終了時のクーリングダウンを必ず行う。