2022.08.09 更新 がんばれ!B&Gアスリート セーリング競技 岡田奎樹選手を招き「B&Gオリンピアンスポーツクリニック」を開催(山口県光市)

7月29日 山口県スポーツ交流村(光市)で、公益財団法人ヨネックススポーツ振興財団の助成をいただき「B&Gオリンピアンスポーツクリニック」を開催、延べ約100人が参加しました。
 この事業は、ジュニアアスリートの育成とオリンピックのレガシー継承を目的に、東京2020オリンピック セーリング競技470級7位入賞の岡田奎樹選手(トヨタ自動車東日本株式会社所属、B&G別府海洋クラブ・B&G福岡ジュニアヨット海洋クラブOB)を講師に招き、講演会「2020東京オリンピックについて」と水面でジュニアセイラーへの直接指導を行いました。

集合写真

交流村河口所長、升教育部長、岡田選手、古山常務

開会に当たり、事業を主催するB&G財団 常務理事古山透がご挨拶し、来賓を代表して光市教育委員会 升克頼教育部長のご挨拶をいただきました。
 続いて岡田奎樹選手が登壇し、山口県内の海洋センター・クラブや愛媛県新居浜海洋クラブなどのジュニアセイラーなど約60人に、小学生から始めたヨット競技、東京2020オリンピック出場経験から得た「夢を持つことの大切さ、先人に質問すること、準備の大切さ」などを話してくれました。岡田選手は、参加者から「競技者としての食事」や「練習時に意識したほうがいい点」などの質問を受けると、一つ一つ丁寧に回答していました。参加者を「自分と同じセイラー」として扱い、その成長を願う気持ちが伝わってきました。

講演会終了後 水面に移動して、初心者約20人を対象とした「ハンザ級ヨット・SUP体験会」と経験者約20人を対象とした「スキルアップ指導」が行われました。
 「ハンザ級ヨット・SUP体験会」は、山口県内の周防大島町・長門市日置・萩市むつみ・岩国市美和の4海洋センターの指導者が応援に駆けつけて、光スポーツ交流村海洋クラブの指導者と協力して、子どもたちに海レクの楽しさを伝えました。
 「スキルアップ指導」は、岡田選手と光スポーツ交流村海洋クラブ指導者で永年トップセイラーとして活躍し公益財団法人日本セーリング連盟ジュニア・ユースアカデミー委員会委員長を務める中村公俊氏がコーチボートに同乗し、420級・レーザー級・OP級のジュニアセイラーを直接指導する「夢のセイリングクリニック」となりました。

ハンザ級ヨット・SUP体験会

ハンザ級ヨット・SUP体験会

岡田選手はコーチボートから指導するだけでなく、時にはジュニアセイラーのヨットに同乗してクルー・スキッパーの操船を実演しながら教えてくれました。
 参加したジュニアセイラーは「早く帆走する知識だけでなく、岡田選手とヨットに同乗して“感覚”を得られた」、「岡田選手のアドバイスを意識して練習に励みたい」などと感想を話してくれました。
 「B&Gオリンピアンスポーツクリニック」は、オリンピアンとジュニアアスリートをつなぐ、貴重な機会としてオリンピックのレガシーとなります。

スキルアップ指導

スキルアップ指導

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