事業内容を知る 海を守る植樹教育事業

No.002:北海道沼田町 町全体で協力!「ほたるの森」と名付ける
海を豊かにするミズナラなど広葉樹400本

 2017.11.06 UP

 B&G財団は、ほたるの里として有名な北海道沼田町で、10月21日、植樹祭を行いました。小学生40人をはじめ、保護者や一般参加者、運営スタッフなど約100人が参加し広葉樹400本の植樹を楽しみました。

 植樹祭の当日は雲一つなく、天候にも恵まれ、また今回、植えた苗木はミズナラを主木に広葉樹15種類で、同町の土壌や気候に適したものを選びました。

子供から高齢者が一緒に苗木を植えました!

班長を中心に植樹の話し合いをしています

 当日は高齢者の参加も多く植樹の知識を学んでいた私たちより、作業が手早く驚きました。また、苗木の植え方などを丁寧に教えていただき、小学生も私たちも大変勉強になりました。そのため、高齢者が少ないグループはどうしても他のグループよりも作業が遅くなる傾向がありましたが、小学生同士で協力しあう姿が見うけられ思わずホッコリしました。

 植樹した場所は沼田町に相応しく「ほたるの森」と名付けられました。これから、この場所にほたるが住みついてくれたら嬉しいです。

全員で作り上げた「植樹祭」

  • みんなで藁を運びました

  • 最後に記念撮影

 今回、一番良かったのは小学生だけでなく参加者全員で作り上げた植樹祭だったところです。高齢者の方々の協力があり、副町長と教育長が率先して指導役となり、他市町村B&G海洋センター職員の協力も功を奏して協力体制をつくられたように思います。

 人と人とのつながりをこの町から感じられ、驚くことが多かった植樹祭でした。

(文:竹尾 洋介

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