2024.03.14 UP 海洋センターを活用した学習と体験による子育て支援事業「BG塾」 2023年度 BG塾「表彰センター」決定！

「BG塾」は、夏休みや冬休みなどの長期休暇中に、海洋センターで宿題などの勉強だけでなく、郷土学習・自然体験・スポーツなど様々な学びを行う子育て支援事業である。

たとえば・・・
・地元の高校生との英会話教室
・プログラミングをしてドローンを飛ばそう体験
・eスポーツやニュースポーツ大会
・地元の妖怪を知ろう
・海ごみを使ったイカダ作り
・高齢者の方から教わる郷土料理作り　などなど
（過去のプログラムはこちら）

その中でも、2023年度に「BG塾」を実施した、86海洋センター・クラブの中から、様々なプログラムを実施し、優れた活動を行った6センターの表彰が決定した。

5日間の期間中毎日、地域人材を活用しており（のべ29人）、特に、園児から高校生等の子ども同士の交流が図られていた。普段指導される側であるBG塾参加者が主体となって園児を指導する立場を体験するという違った視点でのプログラム内容が表彰の決め手となった。

BG塾を企画した担当者のコメント（杉本さん）
今回のＢＧ塾では、”地域の幅広い年代の方々と交流し、学校生活では経験できない事を体験してもらう”ということをテーマにプログラムを作成しました。その中でも、「園児と触れ合おう」は、普段指導される側である小学生に指導することの難しさを学んでもらい、今後の生活に少しでも生かしてもらいたいという思いから企画しました。実際の現場では、一生懸命指導する姿や普段は甘えん坊な子が積極的に指導している姿など、様々な一面をみることができました。

事業運営にあたり、のべ15人もの地域の高齢者の方々にも参画してもらい、世代間交流が活発に行われたことで、子どもだけでなく高齢者の方々の生きがいにも繋がったことが表彰の決め手となった。

BG塾を企画した担当者のコメント（鈴木さん）
「郷土学習、郷土愛のはぐくみと地域住民とのふれあい」をテーマに企画検討し、今年度初めて地域の高齢者と一緒に行うプログラム（きょなんかるた大会）を行いました。こどもも高齢者も真剣に取り組み、笑いに満ちたとても楽しいプログラムとなりました。

地域人材も多数活用しながら、郷土教育やドローンプログラミング等を自分たちの住む地域のことや学校が推奨する教育等を組み込み、多様なプログラムが展開されていたことが表彰の決め手となった。

BG塾を企画した担当者のコメント（高橋さん）
企画する際には、子供達が楽しめる事、また参加したいと思えるような内容をメインに考え企画しています。職員も楽しみながらＢＧ塾を実施しています。来年度もとても楽しみです。

フードロスや脱炭素への取り組みを始め、市役所の幅広い部署や外郭団体等と連携した事業が多く、複数のメディアに取り上げられる等、BG塾の活動を外部にも発信されていたことが表彰の決め手となった。

BG塾を企画した担当者のコメント（舟木さん）
今年度は、長引くコロナ禍で子ども達の活動も制限されていた数年を取り戻すがごとく、様々な団体の皆様にご協力いただき５日間のBG塾を開催しました。思いやりや協調性が育めたと実感しています。

地域人材や企業に協力を仰ぎながら、毎日複数の体験活動を組み込み、地元の企業による出張型工場見学や「JAXAプレゼンツペットボトルロケット作成＆宇宙学習」など多様なプログラムを企画した。

受賞の連絡を受けて．．．（我妻さん）
2年間、BG塾の担当から離れておりましたが、今年度再び担当させていただくことになり、表彰いただけたこと大変嬉しく、また光栄に思います。今回の受賞にあたっては、私個人の力ではなく、各プログラムに講師としてご協力いただいた地域・企業の皆様や先輩・同僚職員の協力があってこその受賞と思っております。

島に唯一の小学校から約７割の児童が参加しており、当事業の目的でもある「子どもの居場所づくり」に寄与していることが表彰の決め手となった。

BG塾を企画した担当者のコメント（新藤さん）
中島の自然エネルギーを活用したE-BIKEやグリーンスローモビリティの試乗体験を独自メニューとして取り入れました。５日間の体験で「社会性」を育む異学年交流を図ることができました。