ふじ丸はクルーズでの6日間、全国の仲間と一緒に研修活動や生活をする場所になるよ。とっても大きい船だから、みんな驚かないでね。
この写真はみんなが使うお部屋の写真だよ。部屋によっても違うけど、みんなが使うお部屋は、4人部屋。つまりルームメイトが4人ということだよ。誰がどのベッドに寝るかは、ルームメイトで話し合って決めてね。みんなが気持ちよく生活できるよう、荷物の整理整頓を心がけようね。
この写真はふじ丸の船尾にあるスポーツデッキ。航海中は海風がとっても気持ちいい場所なんだ。ここでは、毎朝の「朝の集い」や、 晴れていれば海を見ながらの昼食「デッキランチ」もあるよ。スポーツデッキは6階にあるから忘れないでね。
ここはみんながおいしく、そして楽しく食事をする「ダイニングルーム」。メニューは和食や洋食など、いろいろなものが出るよ。オススメは、ふじ丸特製パン。毎回、船内で焼いてるんだよ。
これは、お風呂の写真。入浴は、海の見える大浴場とお部屋にあるシャワーが利用できるよ。もちろん、石鹸やシャンプーは置いてあるよ。ただし、入浴時間は決まっているから、注意してね。また、船には大きなランドリールーム（洗濯場）があるから、洋服を洗濯することもできるよ。体調が悪くなっても、船医さんもいるから安心だね。
小笠原ではマリンスポーツ活動やウミガメの放流、トレッキングなどの活動プロ
グラムを実施するよ。
豊かな自然やサンゴ礁が残っていて、海の色もとてもきれいだよ。
この海の透明度と青さ！ これぞ世界自然遺産にも登録された小笠原の海！ こんなきれいな海でマリンスポーツができるなんて、わくわくしちゃう。それでは、父島で行うプログラムを、ちょっとだけ紹介しちゃうよ。
小笠原では、海で行う活動がメインになるよ。これはライフセービング。あまり聞いたことがないかも知れないけれど、水辺での事故を防ぐとても重要なものなんだ。いろいろな道具を使って、救助する方法を体験するよ。
これは、カヌー。カヌーは体験したことがある人もいるんじゃないかな。カヌーに乗ってぜひ水上から小笠原の海や自然を堪能してみよう！
小笠原では、水中観察を行うスノーケリング体験も行うよ。スノーケルとマスク、フィンをつけての水中観察。みんなはどれくらいの生物を見つけることができるかな。初めての人も、リーダーやインストラクターが教えてくれるから、安心してね。
小笠原では、クジラやイルカ以外にも見ることができる海の生き物がいるんだ。それが、海ガメなんだ。毎年、日本には海ガメがたくさんの卵を産みにやってくる。だけど、砂浜が少なくなったり、海が汚れてしまったりなど、海ガメが卵を産める海岸が少なくなっているんだ。海ガメはサケと同じように、自分の生まれた場所に戻ってくる。みんなが放流した海ガメも、海で大人になって、再び小笠原に戻ってくるよ。
小笠原には、みんなが住んでいるところにはいない、虫や鳥、植物がいるんだ。トレッキングでは、南の暖かい地域に生息している、植物や動物を観察できるよ。トレッキングの途中には、展望台もあるよ。展望台からは、大村海岸やふじ丸がよく見えるんだ。カメラは必ず持っていこうね。
まずはこちら。なんだかわかるかな。これは、レインボーブリッジを下から見上げた写真。橋を真下から見られるのは、船に乗らなければ無理だよね。そして隣の写真は、「風の塔」。どんな役割をしているのかはリーダーに聞いてみてね。二つとも、出港してすぐに見ることができるよ。
この島の名前は鳥島。国の特別天然記念物の「アホウドリ」が住む島なんだ。春先の時期には、たくさんのアホウドリをみることができるよ
この写真はソウフ岩と呼ばれる、海底から、”ニョキ”っと突き出している岩。世界的に見ても、とっても珍しい岩で、もちろん船からでしか見ることができないよ。カメラは忘れずにね。
