本文へ 財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団 サイトマップ
HOME B&G財団とは プレスリリース チャレンジスポーツ スポーツ施設情報 リンク集

各種事業/2002年・2003年活動記録

日本最大規模の“シーカヤックマラソン”
「2004 奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会」開催
〜B&G財団職員の大会参加奮闘記〜

南海の楽園“奄美大島”に459人のカヌーイストが集結

 7月4日、鹿児島県奄美大島の瀬戸内町で我が国最大規模の“シーカヤックマラソン”が開催されました。
 この大会は奄美大島瀬戸内町の主催、鹿児島県の後援などで、今年で12回目の開催となります。
 今年は、埼玉・東京・大阪・広島・京都・鹿児島・奄美などから大会史上最多の302艇459人がエントリー。参加最年長者は69歳男性(駅伝レース)、最年少者は11歳男性(2人艇ハーフコース)、とまさに老若男女を問わないカヌーイベントです。
 B&G財団からも、この日本最大規模のカヌーイベントへチャレンジしようと3人がエントリーしました。

 
大島海峡に挑む302艇のシーカヤック

奄美大島について

 奄美群島は奄美大島、加計呂麻島、与路島、請島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島からなり、鹿児島県に属します。
なかでも、年間平均気温約21℃と温暖な亜熱帯気候で、自然豊かな奄美大島は、沖縄本島、佐渡ケ島に次ぎ、3番目の大きな島です。
奄美大島空港のある笠利町には「笠利町B&G海洋センター」が建設されています。



B&G財団専属契約 持田雅誠も初出場

 B&G財団からは、アトランタオリンピック:カヌー競技(C−1)出場者で、財団事業部に席を置く持田雅誠がハーフ競技(16.3km)に初参戦。カナディアンカヌー・スラローム競技の第1人者もシーカヤックマラソンは初体験です。
 また、同じくハーフ競技には“ひょんな一言”で参加することになった総務部の中村。
 毎年ホノルルマラソンにも出場し、体力自慢の事業部の栗山はマラソン競技(32.3km)に参加しました。



事業部 持田
感想はこちら


総務部 中村
感想はこちら

事業部 栗山
感想はこちら

強風・うねり・大潮が重なる過酷なコンディション

 当日は台風7号の影響で、最大風速7mの強風と、高いうねり、さらに大潮が重なる過酷なコンディションがさらに参加者の緊張を高めます。
 レースは午前9時半、2人艇のマラソン競技から各部門ごとに5分間隔でスタート。コースは瀬戸内町古仁屋港から上陸ポイントのある加計呂間島へ向けて大島海峡を縦断し戻るコース。途中、ハーフレースでは2ヵ所、マラソンレースでは3ヶ所にチャックポイントが設けられていますが、あくまでも順位にこだわるアスリート達はポイント地点をすぐさま出廷、一方カヌーツーリングを楽しみたい参加者はゆっくり休憩をとるなど、それぞれの想いでレースに臨むことが出来るシステムです。

厳しい条件に89艇がリタイア

 しかし、今年は高いうねりに大潮での潮の流れが加わり、大きくコースから流されるカヌーや耐え切れず転覆するカヌーが続出。巡視艇に救助されるカヤックも数多く見られ、結局302艇中89艇が途中棄権となり、とても“のどかなツーリング”とはいきませんでした。


潮の流れに大きく流される参加者

転覆するカヌーも少なくない

全国から様々なカヌーイストが集結


持田、貫禄の3位入賞、中村・栗山も完漕

 今回レンタルのカヌーを利用し参戦した持田は、他の参加者の約2倍も重量のあるシーカヤックというハンデがありながら、貫禄の3位入賞を果たしました。
 ハーフレース(1人艇)では、39艇のエントリーのうち29艇が完漕。事業部の持田雅誠が3位(1時間40分41秒)、総務部の中村宏が23位(3時間17分42秒)。マラソンレース(1人艇)では、144艇のエントリーのうち101艇が完漕。事業部の栗山剛が71位(5時間52秒)するなど、全員が見事にそして無事に完漕しました。
 ちなみに今回のマラソン優勝者のタイムは2時間39分、ハーフ優勝者は1時間30分でした。


大会参加の財団職員

コース説明

瀬戸内町義永町長から表彰を受ける持田

来年は皆さんも参加してはいかがですか?

 このシーカヤックマラソンは12年間続けられていますが、今年のような荒天は初めてだそうです。例年、奄美の美しい海を満喫しながら、各自がそれぞれカヌーを楽しみ、全国のカヌーイストと交流を深めたりしています。
 参加資格は、中学生以上の健康な男女で、海上でのセルフレスキューができる人。参加費は一人10,000円(中・高生は一人5,000円) 
次回の大会には、海洋センター関係者の皆さんや読者の皆さんも参加されてはいかがでしょう。


戻る


お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp
Copyright (C) 2003 Blue Sea and Green Land Foundation. All rights reserved.