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地域に愛される指導者に
平成26年度アドバンスト・インストラクター アクア・インストラクター養成研修実施!
84人の指導員が新たに誕生!
平成26年5月30日(金)から7月3日(木)の35日間(アクア・インストラクターは6月21日までの23日間)、沖縄県本部町B&G海洋センター (マリンピアザオキナワ)において、平成26年度 アドバンスト (以下AD)/ アクア (以下AQ)インストラクター養成研修を実施しました。本研修は、ヨットやカヌー等海洋性レクリエーションを指導するADと水泳指導のAQに分かれており、全国に所在する海洋センターにて地域住民の方々に海洋性レクリエーションを指導する人員を育成するために行われています。
今年は全国の市町村から84人が参加。約1ヵ月間の長い研修を通じて、全員が修了試験に合格することができました。
長い研修期間で培われるもの
養成研修は、ADが35日間、AQが23日間で実施。約1か月間の研修は、毎朝6時30分の起床から、22時30分の就寝まで研修仲間が行動を共にします。その中で講義や実技等が行われ、自由時間は1時間程度しかないハードな内容です。
研修の一例を挙げると、ADではヨットの組立てから操船方法、マリンジェットでの水上救助法等を習得。中でもカヌーで瀬底島を1周するカヌーツーリングの実技では、長い距離に涙を流しながらカヌーを漕ぐ研修生もいました。
AQでは1日のほとんどをプールで過ごし、初心者へのクロールや平泳ぎの指導法を学びました。また、5分間行う立ち泳ぎには研修生の多くが苦戦。特に泳ぎが苦手な研修生は休みの日にもトレーニングに励みながら、指導員としての知識・技術を得ることができました。
このように、かなり厳しい研修ではありますが、お互いを励まし合い、長い時間を同じ施設内で共有する研修生は、次第にお互いが家族のような感覚となり、研修を通じて深い絆が生まれます。
研修の様子の一部を写真でご紹介します
カヌー実習の修了試験
「何度も繰り返し海に出ることで、漕ぎ方の基礎はしっかり習得できました」
経験豊富な講師陣が勢ぞろい
養成研修は座学の講義から実技まで様々なカリキュラムがあります。そこでお越しいただく外部講師の方に多くの知識や技術、指導法などを教えていただきました。
中にはオリンピック出場経験のある講師もおり、体験談をお聞きする等、研修生にとって大変貴重な講義・実技を受けることができました。
マラソンランナー・流通経済大学 客員教授
谷川 真理 氏
横浜国立大学 名誉教授
宮脇 昭 氏
シドニー五輪
400mメドレーリレー銅メダリスト
源 純夏 氏
青森県南部町 町長
工藤 祐直 氏
アテネ五輪 ヨット日本代表監督
B&G財団テクニカルアドバイザー
小松 一憲 氏
中央大学 教授
日本ライフセービング協会 前理事長
小峯 力 氏
全国の自治体から参加した指導者の修了コメント
AQインストラクター・ADインストラクター共に、全員が修了試験を合格!
この約1か月間は、地元で愛される指導者として活躍するための研修期間です。研修を終えてからがB&G指導員としてのスタートです。
研修生全員の修了コメントムービー
平成26年度 第16回B&Gアドバンスト・インストラクター養成 研修修了コメント