本文へ 財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団 サイトマップ
HOME B&G財団とは プレスリリース チャレンジスポーツ スポーツ施設情報 リンク集

各種事業/活動記録

青年海外協力隊活動レポート in ホンジュラス  〜第3回目(2005.02〜2005.03)〜

私がスペイン語の先生に!!

 
今、取り組んでいる仕事は、地域の若者による小学生への補習、授業参観の計画などです。補習は、モデルプロジェクトの対象となっている学校の一つで始まり、週3回、午後2時から4時半というペースで現在行われています。まだ始まって2週間ほどですが、地元のボランティアのウイルソンという若者がとても前向きでアイデアをたくさん持っているので、彼が中心となって、スペイン語、算数、工作などを自分たちで工夫して教えています。私も、1,2年生に数学とスペイン語(!)を教えています。まだ言いたいことが言えなかったり、相手が話していることが分からない私がスペイン語を教えるのはおかしい気もしますが、アルファベットのつづりを教えるレベルなので、なんとかやっています。一口に1年生と言っても、簡単な足し算なら間違いなくできる子と全く出来ない子がいるなど、学習の進み方に差があるので、教え方にも気を使います。
小学校での補習の様子
カリブ海に沈む美しい夕日
 ホンジュラスの学校は、2月はじめに開始するのですが、今年は大統領選挙の年でもあり、候補者選挙などの影響で例年より遅く、2月28日に学校がスタートしました。そして、学校が終了するのも普段の年なら12月ですが、今年は11月に終了予定。つまり、2か月分授業数が少ないので、その分、授業の内容が濃くなり、宿題も増えるだろうと予想されています。
 午前中は、学校の授業を観察し、授業の合間に先生たちと今後の予定や計画について話をしたり、午後は事務所で書類をまとめる、という日々を送っています。週末は、家でのんびりしたり、首都までバスに2時間ゆられて買い物に行ったりして過ごしています。
 
イースターを利用してカリブ海に旅行に行きました

 
さて、ホンジュラスではセマナ・サンタ(英語ではイースター)といって、3月の下旬に学校も仕事も数日間お休みになります。今年のセマナ・サンタは3/23〜3/25。そして、多くの人がカリブ海に泳ぎに行きます。海に行けない人も、近くの川やプールに泳ぎに行ったり、親戚の家に遊びに行ったりと、ちょうど日本の夏休みのような感じです。この時期はビーチが混むので、私は一足先に、3月上旬にテラというカリブ海沿いの街に行ってきました。同じ隊次の同期が看護婦としてテラの病院で働いているので、彼女の病院を見せてもらい、国立公園のマングローブの密林をカヤックで下ったり、スノーケリングをしたりと充実した旅行をすることができました。そして、セマナ・サンタでは首都テグシガルパのセントロという地区で、アルフォンブラというおがくずで道に描かれた絵とその上を行進する教会のみこしや楽団の行列を見ることができました。
 

カリブ海のテラという街に旅行に行きました!
アルフォンブラというおがくずで道に描かれた絵   3月、4月はホンジュラスは夏。そして、マンゴー、スイカ、メロンのおいしい季節でもあります。標高が1,300メートルのところにあるグイノペも、日差しが強くて日中はとっても暑い!昼間に外を歩いているとクラクラしてきて、家に帰るとぐったり。という感じです。グイノペは道が舗装されていないので、乾季の今の季節は車が通ると埃がものすごくて、道が真っ白になります。パソコンのキーボードも埃でザラザラ。顔をふっと触ってみても、埃でザラザラ。風景も草木が枯れて、一面茶色の風景が広がっているところが多く、緑が恋しくなってしまいます。
 あとは、ホームステイなので、現地の料理を少しずつ教えてもらっています。が、その都度、油とバターを大量に使うのに毎回驚いています。それとともに、私の体重も増加傾向に。。。道を覚えることをかねて、朝、散歩を始めました。
   
 
第2回目
戻る 第4回目  


お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp
copyright