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各種事業/活動記録

青年海外協力隊活動レポート in ホンジュラス  〜第4回目(2005.04〜2005.05)〜


高校生の有志に期待!!

 任地で活動を始めてから、早くも3ヶ月が経ち、活動も面白くなってくると同時にへこむことも。3歩進んだと思って浮かれていると、15歩くらい引きずり戻された気分になることもしょっちゅう。その度に「これはいけるかも!」と思ったり、「やっぱりだめか」と思ったり…。
 今取り組んでいる仕事の内容は、授業観察、地域のボランティアによる補習と、授業参観などです。 補習については、カウンターパートと指導方法についての研修を行うことで、より適切な指導を学習遅延児にできるようにしています。ウルバーナという小学校(生徒数約500名)では週1回(1時間)、高校の生徒の有志17名が25名の小学1・2年生の学習遅延児に行うという仕組みで補習が始まっています。
 若くて頭のいいお兄さん、お姉さんに1対1、1対2で教わるので、きめこまかい指導が期待できます。
小学校での補習の様子
小学校での補習の様子
やっぱり日本って、遠い!

  そして最近、深刻な問題が発生!
  グイノペ地区の電話がもう3週間以上もつながらないのです!市内電話は通じるのですが、市外電話が全く不通。ということはつまり、インターネットにも接続できないので、メールができない。JICA事務所からの連絡や、隊員間での連絡、そして日本とのメールも全く見ることができない状態。携帯電話もグイノペは電波が悪いので、丘の上に上らないと使えない。先輩隊員たちによると、こんなことは初めてとのこと。
  原因は首都とグイノペ間の電話交換機が壊れたためで、それがとても高価なため誰も直せないとのこと。このレポートもいつ送れることになるのやら・・・。(5月10日夕方、無事復旧。やっと陸の孤島から開放されました。)やっぱり日本って、遠い!
 
安いお店はどこかなぁ?

 そして、もう一つショックな出来事が。
 それは、郵便料金の値上がりです。今までは絵ハガキ1枚を日本に送るのに10レンピーラ(約60円)だったのに、40レンピーラ(約240円!!)へ、4倍の値上がり。そして、郵便小包はもっと凄まじく、約10倍値上がりし、2.5キロの小包でも日本に送るのには800レンピーラ(約4200円!!)もかかるようになってしまいました。 あまりの値上がりの仕方に抗議が殺到していて、私も郵便を出すのは控えようと思っています。
 現地の物価は、物にもよりますが、食料品は日本の半分くらい。卵1個が2レンピーラ(12円)、500mlのコカコーラ1本が10レンピーラ(60円)であるのと比べても、高すぎですよね?!
 

小学校での補習の様子
みつ編みにしてみました!  ここ1ヶ月以上、ガソリンの値段が毎週日曜に上がり続けています。そして、それはすべての物価の上昇を意味しています。タクシー代、バス代、卵、バター、チーズなど少しずつ着実に値段が上がっています。
  さらに、現地通貨レンピーラもドルに対して価値が下がる一方です。物価が上がったからといって、お給料が上がらないのが悲しいところ。私も安いお店はどこかな?とプルペリア(小さい日用雑貨を売っている売店、グイノペにはスーパーはないのです)を何件か回って少しでも安いものを求めて節約生活を楽しんでいます。

 JICAのホームページの「南南協力」のページに、 私が働いているプロジェクトの記事が掲載されています。 私の写真も2枚ほど載っていますので、ごらんください。
      ↓
  http://www.jica.go.jp/global/detail/south/04frontline.html#01
(南南協力とは、途上国同士の開発援助協力のことです。 この場合は、チリがホンジュラスに援助していることを 指しています。)


  JICAウェブサイト(日本語) http://www.jica.go.jp/Index-j.html

   
 
第3回目
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