日本財団助成事業
時間
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研修内容
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場所
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09:30
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パシフィックホール → 各所
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10:30
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マリンフォーラム発表練習
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各所
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11:50
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昼食
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ダイニングルーム
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14:00
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パシフィックホール
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【地域交流会】
このクルーズには、北は北海道から南は沖縄県までの日本全国から参加者が集まっています。
しかし通常の活動は組単位で行なうことが多いため、クラブ活動など自由参加の行事で一緒にならないことには、違う組の友達とはなかなか親しくなる機会が少ないのです。
そこでこの地域交流会は、全国を近府県同士15のブロックに分けて、下船後にも比較的交流し易いメンバー同士の親睦を深める機会を設けようと企画されました。
【マリンフォーラム】
各組とも趣向を凝らした発表スタイルが印象的でした。
全員で声を揃えて宣言する組、授業形式の一問一答で回答を導こうとする組、あるいは喜劇っぽく周囲を笑わせながらインパクトを与えようとする組など、どれをとっても素晴らしい発表でした。
皆で一生懸命考えた分だけ、どのように発表することで自分たちの思いが見ている人たちに的確に伝えられるか、という気持ちがひしひしと伝わってきました。
出航から今日までに、講師の先生から聞いた話や実際にグアムの海を見て感じたことなどにより、メンバーたちは地球環境についての関心を深めてきました。
そしてこの日、全員がパシフィックホールに集い、各組ごとに地球環境をテーマとしたポスターを作成し、「地球環境を守っていくために、僕たち私たちには何ができるのか」ということを、それぞれのパフォーマンスで発表しました。
普段は並べられた椅子に座ることが多いパシフィックホールも、椅子をどけて床に座るだけで違った会場にいるように感じました。
皆リラックスして他の組の発表を見聞きしながら、時折ホールが爆笑につつまれることも・・・。また、自分たちが日頃から意識を持って行動することが、海洋汚染など身近な環境問題を解決する糸口になることに改めて気づき、他の組の発表に思わずうなづく姿も見られました。
マリンフォーラムで環境問題を再認識
この交流会には、リーダーも自分の出身地であるグループに参加しました。
会話が進むにつれ、「○○駅の裏にある○○っていうお店の犬が可愛いんだよね♪」なんてとってもローカルな話題で盛り上がる光景も見られました。
ボランティアリーダーを中心に、今後も末永い交流を持つことができると良いですね。
2000年度B&G「海外体験クルーズ」メンバー一同は、海外体験クルーズを通し、クジラや海鳥が生息し、小魚に囲まれたサンゴなど、海と人との色々な関わりを考える機会を得ることが出来ました。また、グアムの人達との交流を通し、言葉や肌や髪の毛の色が違っても、心が通い合うことを学びました。
私達の意見をまとめることができましたので、以下の宣言をいたします。『21世紀は、国や地域にとらわれず、地球全体で色々な問題を考えなければいけない世紀だと考えます。私達は、私達人類の生命を生み、育んできたこの美しい地球を、私達のため、未来のために、地球の生命の源、母なる海を大切にします。』
1.私達一人ひとりが自分ぐらいはいいだろうというような考え方はやめ、日々の
生活を見直し地球にやさしい生活を心がけます。
2. 私達が環境問題を考える時は、自分達の地域や国のことだけを考えるのでは
なく、地球規模で考えて行動します。
3.私達がこのクルーズで体験した、生命力豊かな海の恩恵、人と人との理解と
協力のすばらしさ、私たち人間も自然の一員であり自然と共存しなければ生きて
いけないことを地域に帰り、周囲の人達に伝え、共に行動を始めます。
平成13年4月4日
2000年度B&G「海外体験クルーズ」
メンバー代表
1組 2班 岡 田 豊 実
8組22班 乳 久 保 沙 織
講 師 代 表
ジ ャ ッ ク ・ T ・ モ イ ヤ ー
海 野 義 明
チーフリーダー
堀 江 貢
※この宣言文は、4/4の解団式で、メンバー代表によって声高らかに宣言されたも
のです。B&G財団では、「日本の小中学生が体験学習から学んだ環境問題に対す
る取り組み」というような切り口で、クルーズメンバーの思いを各方面に発信してい
こうと考えています。
★マリンフォーラム宣言(原本)/日本語版 ⇒
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