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「第3回B&G全国サミット」(日本財団助成事業)開催
現職首長191人をはじめ315市町村から626人が出席!!

  平成22年1月28日(木)、東京都港区の笹川記念会館において、「第3回B&G全国サミット」〜海洋センター首長会議〜を開催しました。
 このB&G全国サミットは、全国480ヵ所の海洋センター所在市町村長や教育長にお集まりいただき、B&G財団の活動内容をご理解いただくとともに、意見交換をするための会議で、3年に1度開催しています。
 3回目となる今回は『B&Gプランの成果と新たなる挑戦』をテーマに開かれ、191人の首長をはじめ副首長・教育長など315市町村から計626人が出席しました。
 会議では、「『水の事故ZEROキャンペーン』の推進」が盛り込まれた共同宣言が採択され、B&G財団と自治体の力を結集し、新しい事業に積極的に取り組んでいくことを誓いました。

B&G全国サミット
191人の市町村長を含む626人が出席する盛大な会となりました

■未来を担う子どもたちのために「水の事故ZEROキャンペーン」を全国に広げたい

  開会にあたり、B&G財団 梶田 功会長は「B&G財団は、設立以来、海洋性レクリエーションを中心とした、自然体験活動と安全教育に心を込めて取り組んでまいりました。次の日本を担う子どもたちを守り、たくましく育てるために、今年から水の事故ゼロを目指す『水の事故ZEROキャンペーン』を全国に広げたいと思っております。どうかこの趣旨にご賛同いただき、全国に広げていただきますようお願いします」と呼び掛けました。
B&G全国サミット
開会の挨拶をするB&G財団 梶田 功 会長

好奇心にあふれた子どもを育てることが我々の使命である

  続いて、日本財団 笹川陽平会長による「元気を出そう日本人〜第二の坂の上の雲は何か〜」と題した特別基調講演が行われ、「子どもの時の体験が幅広くて深いほど、大人になったとき味わいがでてくる。素晴らしい経験のチャンスを与え、好奇心にあふれた子どもを育てることが、第二の坂の上の雲を目指す人材をつくることに繋がり、我々に課せられた使命である」など若い世代を育成することの重要性や政治社会情勢についてお話し頂きました。
 参加者からは、「日本の良さをしっかり身につけた青少年の育成に努めなければならないことを再認識できた」といった感想が多く聞かれました。
B&G全国サミット
特別基調講演をされる日本財団笹川陽平会長

■地域の皆さんとB&G財団と連携を密に取りながら頑張りたい

 会議は議事進行に移り、正副会長の選任が行われ、会長にはB&G全国市長会議会長でありB&G財団理事でもある北海道砂川市菊谷市長、副会長には、岐阜県可児市山田市長、青森県南部町工藤町長、徳島県海陽町五軒家町長、長崎県時津町平瀬町長、奈良県曽爾村岡田村長が選ばれ、それぞれ今後の抱負を語りました。
  菊谷会長は、「480ヵ所の海洋センターのある地域の皆さんと財団と連携を密にとりながら、今後とも頑張りたいと思いますので、ご支援よろしくお願いします」と就任の挨拶をされました。
B&G全国サミット
選任された正副会長の皆さん

  ついで、海洋センターを積極的に利用している市町村長様から「海洋センターの成果」についての事例発表などが行われました。
B&G全国サミット 「香取市小見川海洋センター建設後、水上スポーツ振興の町に大きく変貌した」と語る千葉県香取市の宇井成一市長
B&G全国サミット 「海洋センター修繕助成制度を利用し艇庫を移築。B&G海洋クラブを中心に、多くの皆さんが集う地域のスポーツ拠点になった」と語る岡山県瀬戸内市の武久顕也市長
B&G全国サミット 平成15年度高齢者を対象とした「転倒・寝たきり予防プログラム」導入。教室終了後の運動継続の秘訣を語る愛媛県愛南町の清水雅文町長

B&G全国サミット
B&G全国教育長会議提言について報告するB&G教育長会議会長の兵庫県南あわじ市塚本教育長
B&G全国サミット
「自然体験活動の効果に関する調査研究」と題し、B&G財団の根幹事業である体験クルーズ・体験セミナーの教育的効果を発表する学研教育総合研究所 所長の安威誠氏

■ 水の事故を無くすため自治体の皆さまにもご協力いただきたい!!

 成果発表後、B&G財団広渡専務理事が、「新たなる挑戦」と題した事業説明を行い、「2010年、B&G財団はB&Gプラン第3ステージとして、日本の未来を担う子どもたちのために、自然体験活動と水の安全教育を推進する『水の事故ZEROキャンペーン』の全国展開を開始します。去る1月16日に開催された『B&G全国指導者会』設立総会でも、全面的支援の宣言をいただきました。自治体の皆さまにもぜひご協力いただきたい」と力強く呼びかけました。

 その後、各界の著名人の皆様から同キャンペーンの応援メッセージをいただき、ついで、 参加首長を代表して菊谷会長が、平成18年度に採択された「共同宣言」に「水の事故ゼロキャンペーンの推進」を追加した宣言文を読み上げ、参加者一同の拍手によって採択されました。

 最後に、「優良海洋センター」表彰が行われ、平成21年度4月度評価で「特A」(6段階評価の最上)となった67の海洋センター、「A」評価となった125の海洋センターが表彰されました。

B&G全国サミット
「新たなる挑戦」について力強く呼び掛けるB&G財団広渡専務理事

B&G全国サミット
参加者一堂の拍手により「共同宣言」が採択されました

B&G全国サミット 「ボートピア」の説明をする競艇振興会 伊東理事
B&G全国サミット 日本財団と日本歯科医師会が行う社会貢献プロジェクト「トゥースフェアリー」についての説明をする日本財団長谷川氏
B&G全国サミット 会議終了後のレセプションで積極的に交流を図る出席者

<特A評価記念撮影>
記念撮影
「特A評価」で表彰された皆さま


 B&G財団は、2010年、B&Gプラン第3ステージとして、子どもたちの自然体験の促進と水の安全教育を推進する「水の事故ZEROキャンペーン」を自治体の皆さまをはじめ、海洋センター・海洋クラブやB&G全国指導者会など様々な団体と連携をとりながら推進していきます。



日本財団助成事業 ありがとう競艇