本文へ 財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団 サイトマップ
HOME B&G財団とは プレスリリース イベント情報 全国のB&G リンク集
各種事業/活動記録
世界で活躍する講師から沖縄の海でカヌーやヨットのレッスン!!
「B&Gドリームキャンプ」初開催

 12月23日から26日の3泊4日、沖縄県本部町のマリンピアザオキナワで、「B&Gドリームキャンプ」が初開催されました。
  このキャンプは、マリンスポーツを愛好する小学生が、技術の向上と海洋環境について学ぶことを目的に開催するものです。
  初開催となる今回は、B&G全国スポーツ大会や各ブロックのB&Gスポーツ大会のOPヨットやカヌーの部において優秀な成績を収めた小学生13名を、B&G財団が沖縄に招待。 参加した子どもたちは、美しい沖縄の海をフィールドに、世界で活躍する一流講師のOPヨットやカヌーのレッスンを直接受けながら、仲間たちとの友情を深め合いました。
B&Gドリームキャンプ集合写真
参加者の皆さんと記念撮影“ハイ!シーサー”

4日間でもっと上手くなりたい!

  キャンプ初日、B&Gドリームキャンプの招待状を手にした13人の小学生は那覇空港に集合後、首里城公園を見学しました。その後、約2時間バスにゆられて、本部町にあるマリンピアザオキナワへ。
 到着後行ったオリエンテーションでは、楽しみにしていた講師の紹介が行われました。OPヨットの講師は、プロセーラーとして大型艇で国際ヨットレース活動を行っている西村一広さん。カヌーの講師は、カヌースラローム競技アトランタオリンピックに出場し、日本代表13年連続在籍中で、B&G財団職員でもある持田雅誠さんです。世界で活躍する2人を前に、参加者の気分も高まり、「4日間でもっと上手くなりたい」「楽しい思い出を作りたい」「1秒でもタイムを短縮したい」など参加者全員がキャンプの抱負を発表しました。
B&Gドリームキャンプ講師紹介
楽しみにしていた先生との対面!

キレイな海で先生に教えてもらえて嬉しい!!

 2日目は、それぞれの種目に分かれレッスンがスタート。
 カヌー班は、午前中はフォームを確認しながら、フォワードストロークの練習。午後は、カヌーツーリングを行いました。参加者らは、「こんなキレイな海で練習できて嬉しい〜」と喜びながら、笑顔でパドルを漕いでいました。
 OPヨット班は、基礎の確認後、風上に向かって切りあがる、クローズホールドの走りを学びました。午前中は、地元の海や池とは違う強い風にとまどいをみせる参加者もいましたが、西村先生の丁寧な指導のもと、午後は、上手に風をつかんでいました。
  夜の「振り返りの時間」では、練習風景を撮影したビデオを見ながら、先生から一人一人にアドバイスを受けました。参加者は、熱心に先生のアドバイスをメモにとっていました。
B&Gドリームキャンプカヌー
カヌー班は、フォームの確認からスタート。「教わったフォームは早く漕げそう!」

上達の早さにびっくり

 3日目は、強い雨のため、午前中は、沖縄文化体験からスタート。ジェルキャンドルや、サンゴのTシャツ染めを体験しました。
 午後も、雨が降ったり止んだりの天気でしたが、1時から練習開始。昨日の復習をした後、OPヨット班・カヌー班ともにレースを行いました。西村先生は、「子どもたちの吸収の早さにびっくりしている」と話し、それぞれが、昨日教えてもらったことを実行し、レベルアップしたようです。
 その後の振り返りの時間では、西村先生は、「今日行ったヨットレースは、防波堤もあり風の方向も見づらかったと思うけど、みんな風をよく見て、セールをつかんで走れていました。ヨットは、世界中の人と友だちになれるスポーツです。ぜひ、ヨットをきっかけに世界中に友だちを作ってください」話されました。また、持田先生は、「皆さんは、これから伸び盛りです。練習で友だちとの差は縮めることができるので、頑張ってください」と、練習の大切さを話されていました。
B&Gドリームキャンプヨット
雨にも負けずにヨットレーススタート!

次の大会でまた会おう!

  晴天に恵まれた最終日は、美ら海水族館を見学しました。ジンベイザメの大きさに圧倒され、「大きい、大きい」と驚きの声を上げながら、4日間を共に過ごした仲間と、シャッターをきっていました。
  昼食後、 いよいよお別れの時。ヨットやカヌーという同じ種目を日々練習する良きライバル同士、「次の大会でまた会えるよな!」と再会を約束し、子どもたちは沖縄を後にしました。強い絆で結ばれた4日間は、思い出深いクリスマスプレゼントになったようです。


みんなの感想文はこちらをクリック!!

B&Gドリームキャンプ修了証
最終日には大島団長(B&G財団常務理事)より修了証が手渡されました