
水道部の的場さんから、浄水場の施設の流れについて説明を受けます

普段活動している服部川から、水を取り入れる場所を見学。この時点で大きなゴミは取り除かれるんだって

「ここから川の水が変わっていくんだね」 皆、興味深く見学しています

取り入れた川の水は、ポンプを使って地下のパイプを通り、浄水場の中へ運ばれます

浄水場の中にある水槽には、コイが放流されていました。川の水に毒が混じるなど、異変が起こったときのために毎日観察しているそうです

ろ過され、水が徐々に綺麗になってきました!

浄化施設前の下水のマンホールを覗いてみます
「くさいね〜」「トイレと繋がってるんだ」

パネルを使って浄化槽の仕組みを教えてもらいます。メモを取る皆の目も真剣!

汚れた水に空気を送り、微生物を繁殖させて有機物を分解することで、綺麗な水に戻していることを学びました

はじめはすごい悪臭のする水でしたが、川へ放流される水は、透明で綺麗な水になっていました

濾過槽の蓋を開けて見せてもらいました。メモを取るのも良いけど、落ちないよう足許に注意!

最後の質問コーナーでも、様々な疑問があがり、しっかりとメモを取っていました
下水処理場では、汚れた水を綺麗にするために微生物が利用されていて、ここでも生命が水を守っていることを知ることができました。
見学後の質問コーナーでは、「管理する上の苦労は何か」「地域にとって浄化施設はどんな役目をしているのか」「川にとって、浄化施設はどのように必要なのか」などの質問があがりました。
今日一日でとてもたくさんのことを学び、皆のノートもメモでいっぱいになったことでしょう。時間をかけて振り返りを行い、水についての知識を深めてもらいたいと思います。
次回の水プロは水族館へ!!水族館の裏側を探検してきます!
先生・スタッフから一言
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伊賀市大山田B&G海洋センター 児玉 泰清さん
学習で親しんでいる川の水が地域の人々に利用され、また川に戻される。普段何気なく使っている水道水、トイレで水を流せば汚物が消えてゆく…。便利な水がどのように作られ、処理されて川に戻されるのかを、施設を管理する役所の人から説明を受け、水の大切さを実感することができたようです。
浄水場では、水の汚染を察知するために飼われているコイに興味を持ったようで、水道部の方が用意してくれたエサを労うように与えていましたね。
下水施設では、ゴミを取り除き汚物を沈殿させ微生物による浄化が行われている様子を見学しました。この施設は20年程前に大山田で一番初めに作られた施設で、老朽化していますが地域の人の努力で施設機能を維持しています。
子どもたちは、地域の人たちが皆自分たちの施設として大切に管理し、下流の人にもきれいな水を届けていく姿勢を学んだようです。
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