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干潟でかにを見つけ歓声を上げる児童たち

 吉海小学校では、ふるさとの海を学ぶことで、ふるさとを自慢できる人材の育成を目指し、5年生の「総合的な学習の時間」のテーマを「吉海PR大作戦」と設定。年間を通して、B&G財団の考案した「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」を活用し、吉海の海について学んでいきます。
 5月18日(水)は、同プログラムの開始日として、B&G財団職員2名が外部講師として参加。1・2時限目は、水辺での安全についてなどを学習し、3・4時限目に、実際に、干潟の観察を行いました。 当日は、あいにくの雨模様でしたが、カニや貝を見つけた児童は、あちこちで歓声を上げていました。5時限目には、授業参観が行われ、一日のふりかえりを実施。保護者からは、「家の前が海なので、特に安全教育をしてほしい。また、子どもなりに自然について、考えてほしいですね。」と、プログラムの導入への期待の声が上がっていました。
 なお、今後のプログラムは、5年生の皆さんが興味をもった方向に進む予定だそうです。今回の干潟の観察からスタートした、「吉海PR大作戦」がどのような形になっていくのかを、ホームページで紹介していきます。

単元名 吉海PR大作戦!!
参加者 吉海小学校5年生 36名
5月の目標 学習の計画を立てよう!
主な活動内容 干潟について/水辺での安全について/フィールドノート作り/吉海港干潟観察/ふりかえり

●1時限目 「学習メニュー」
   
始めに、干潟や今治市吉海についてのクイズを行いました。
  ウェビング図の作成
「吉海の海」から連想するものを、くもの巣のように書き出しました。5年生のみなさんはどれだけ連想できるかな?
  実際のウェビング図
海っこらしく沢山の言葉が連想されています。今後、どのように広がっていくかが楽しみです。

●2時限目 「ものづくりメニュー」 
 

←フィールドノートの作成方法

1:下敷きをやすりでこすり、面に細かいキズを作る。
2:角に穴あけパンチで穴をあける。
3:鉛筆にひもをつけ、下敷きに結ぶ。
完成!

 
濡れても字や絵のかけるフィールドノートを作成しました。このノートを使い、干潟での観察を行います。       完成したフィールドノートに、午後に観察に行く吉海港干潟の地図を書き込みます。

●3・4時限目 「体験メニュー」
 

 
干潟の観察前にライフジャケット着方を確認。なれないためか、悪戦苦闘しながら着用する姿も見られました。   グループに分かれて、干潟を観察します。まずは、泥を掘って生物を探しをスタート!!   フィールードノートに、干潟で発見した生物を写生しました。

●5時限目 「安全学習メニュー」
   
今日は授業参観日。午前中に学んだ事を、スライドを見ながら振り返りました。   今日の感想を発表!「おもしろい目のかにがいて、楽しかったです」「しんどかった」などの感想があがりました。   最後に、今日の感想や、次回やりたいことを“ふりかえりカード”に記入し、授業が終了しました。

本日の感想
5年松組 児童(女子)
 干潟に行っただけじゃなく、ライフジャケットを着る意味など安全のことがわかりました。干潟では、かにを直接触れたり、長靴がみぞとかにはまって面白かったです。また、行きたいです。
5年松組 担任 村上先生
 雨の中のぬかるんだ干潟を歩くのもいい経験でした。泥の汚れなどを気にしないたくましい子どもに育ってほしいですね。今日、学んだことを子どもたちが興味のもった方向に進ませて、調べていきたい。
今治市吉海地域教育課(吉海B&G海洋センター) 吉本さん
 近年、子どもたちが自然と接する機会が少なくなってきています。自然に囲まれた吉海でも例外ではありません。このプログラムを通して、身近な自然を再認識し、もっと吉海を好きになって「自慢のふるさと」にしてほしいです!!
 実際に授業を行うまでは、子どもたちの反応が非常に心配でした。でも、実際に授業を行ってみると、期待以上の反応を示してくれました。1年後、彼らがどれだけ成長してくれるか、今から楽しみです。

★特別付録!吉海港干潟の生き物講座(クリック!クリック!)


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