3月26日・1日目

 
   
 
メンバーにインタビュー  クルーズ初日。緊張した面持ちで乗船した479名のメンバーを代表して、“誓いの言葉”を宣誓した小林悠一くん(岡山県・中学3年生)にインタビューしてみました。

-ハキハキとした爽やかな“誓いの言葉”でしたが何かスポーツをしているのですか?
中学では陸上部(専門は400M)に所属し、今年は大幅な自己記録更新を狙っているので、現在走りこんでいるところです。

-クルーズへの参加は、どなたからか紹介があったのですか?
クルーズのことを良く知っている親戚から紹介されました。

-クルーズで楽しみにしていることは?
世界的にも珍しい小笠原の自然に触れることや、シュノーケリング等のマリンスポーツを楽しみたい。また全国に多くの友達を作るのが、このクルーズを通してやりたいことです。


 
 
今日のスケジュール
3月26日
時間 研修内容 活動場所
 11:30  集合・受付  晴海客船ターミナル
 13:00  結団式  パシフィックホール
 13:45  海洋観察T  プロムナードデッキ
 16:00  オリエンテーション  パシフィックホール
 18:00  ウェルカムパーティ  ダイニングルーム
 19:00  入浴・荷物整理  大浴場・居室
 20:45  夕べのつどい  パシフィックホール
 21:30  消灯   

   
ふじ丸現在位置
今日のトピックス
 いよいよ待ちに待った小笠原への冒険の旅へ出発する日がやってきました。参加者は、学年も、地域も違う479人の仲間と、スタッフ75人の総員554人!
  初日の目標は、“みんなが仲良くなること!”。オリエンテーションや組別自己紹介、ウエルカムパーティーなどが次々に行われ、すぐに友達が増えました。
  明日からのスケジュールも、みんなで力を合わせてがんばろう!船酔いに負けないぞ!!
今日の様子
集合・受付
 
 大きな荷物を抱え、緊張した面持ちで受付へ。組のリーダーから「こんにちはー」と大きな声で挨拶され、びっくりしながらも名前を告げるメンバーたち。いよいよ「ふじ丸」に乗船です。居室に入ると、初めて出会う同部屋のメンバーが。まだまだ緊張の色を隠せないようです。  


結団式
 結団式は、“船”という限られた空間で過ごす乗船者全員が、安全な航海と目的達成を目指して行う式典です。本メンバーを代表し、小林悠一君(岡山県)が、「運命共同体と呼ばれる船での生活を通じて、ルールやマナーを守り、思いやりともって行動すること。また、東洋のガラパゴスといわれる小笠原の大自然を肌で感じ、視野を広めたい」と誓いの言葉を発表しました。
  参加者や見送りに来てくださった保護者の皆さんの想いも一つになって、さぁ“ドキドキ・ワクワク”のB&G体験クルーズのはじまりです!!

出港前に、かつてのリーダーやメンバーが応援にかけつけてくれました
 
 出港前、かつてクルーズに参加したメンバーやリーダーたち13名が声を掛け合って「ふじ丸」の見学にやってきました。乗船するなり、「船内の様子が変わっていなくて、なつかしい」、「自分が参加したときのことを思い出す」などと、みんな、大感激。
  見学を思いついた石川修平君は、ボランティアリーダーとしてクルーズに2回参加しており、機会があったらまた乗りたいと、すっかりクルーズの虜になった様子。メンバーで乗ったことのある人たちも、「いつかはリーダーとして乗って、かつて自分がお世話になった恩返しをしたい」と口々に語っていました。

海洋観察T
「出港の様子」動画はこちらから
「海洋観察の様子」はこちらから
 
 ドラの音とともに冒険の始まりです。晴海ふ頭客船ターミナルには、別れを惜しむ以上に「どれほど成長して帰ってくるのだろう」と期待に胸膨らますメンバー関係者の姿が多数見られました。レインボーブリッジやフジテレビ、船の科学館から羽田空港、アクアエアラインと船上での東京観光を楽しみながらメンバー同士の関係も和やかになってきました。なお、今日は特別に、船の科学館から航海の無事を祈る汽笛のプレゼントが!クルーズの成功を後押ししてくれているように聞こえました。

避難訓練 動画はこちらから
 
 長音1回、短音7回の非常ベル。避難訓練の始まりです。これは、SOLAS条約で義務付けられていてスタッフをはじめ全メンバーが体験。(正確には国際航路のみ義務付けられている)自分の部屋に人数分用意されている救命胴衣を素早く装着して、部屋ごとの脱出用ボートの下へと集合。懐中電灯や笛の点検などを行い、万が一に備えました。

ウェルカムパーティー 
 
 出港から4時間が過ぎた18時、ふじ丸が太平洋に出て伊豆諸島に差し掛かったところで、畠村船長主催によるウェルカムパーティーが催されました。畠村船長は、「いま、ふじ丸は南からのやや強い風を受けて走っていますが、夜のうちに風は衰えると思います。今日は、ふじ丸の調理スタッフが皆さんのためにたくさんのおいしい料理を作ってくれましたので、お腹いっぱいに食べて、明日からの楽しい活動に備えてください」と挨拶。その後、オブザーバーの古川さん(日本財団・海洋教育チームリーダー)による乾杯の音頭でパーティーが始まり、たくさんの料理は、あっという間にメンバーたちに平らげられてしまいました。「今回は船酔いの子が少なく、皆、とても元気ですね。明日からが楽しみです」と畠村船長。
  みんな、今夜ぐっすり眠って目を覚ますと、いよいよ見渡す限りの水平線が待っています。

 

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