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 6月22日(木)、吉海小学校では第2回目の水プロが行われました!あいにく小雨の降る天気でしたが、子どもたちはレインコートをはおり、前回に引き続き2回目となる吉海港干潟の調査を行いました。

 今日は村上 雄二さん(元吉海町教育長)をゲストティーチャーとして招き、干潟で見つけた生物の紹介や説明をしてもらいました。

6月22日(木)3時限目 フィールドワーク:干潟調査2回目

川幅の広い吉海港干潟の様子 調査を始める前の干潟の様子。時間がたつと…?
ゲストティーチャー 本日のゲストティーチャー、村上さん
よろしくお願いします 今日はよろしくお願いします!

バケツで水を汲む子ども 川の中には何がいるかな?
干潟の端を掘っている様子 前回とは違う場所も探してみよう
カニを持つ子ども モクズガニを発見!

6月22日(木)4時限目 フィールドワーク:生物紹介

干潟にはたくさんのカニが 赤い矢印が示しているもの…なんとすべてカニなんです!足跡の大きさから、狭い範囲にこれだけのカニが居ることがわかります
海草や貝など 村上さんが事前に採取した生物たち。海草やさまざまな種類の貝が見えます

カニ 泥の色と同化したようなモクズガニ
エビ 手のひらに乗る小さなエビ。これはテッポウエビかな?
魚 細長い魚。ヨウジウオのようだけれど、ちょっと色が違うみたい…?

村上さんを囲み説明を聞く 採取した生物の説明をする村上さんを囲み、真剣に聞き入る子どもたち
イメージ
川幅が狭まった吉海港干潟の様子 2時間後、潮の満ち干きによって干潟の川幅が狭まりました

 また、村上さんが干潟で採った天草(てんぐさ)という海藻(かいそう)を使い、実際に作ったところてんも見せてもらいました。通常天草は磯に生えますが、干潟にある石について生えているものもあるそうです。自然の恵みも育んでくれる干潟に、みんなの興味はさらに深まったようです!

 次回の水プロは干潟を少し離れ、南浦海岸でライフセービングを学ぶ予定です。


 先生・スタッフから一言  
今治市吉海B&G海洋センター 吉本 徳尚さん

 今回の調査は低気圧の影響もあり、干潟の潮もあまりひいておらず、残念ながら良いコンディションとは言えませんでした。しかし2回目の調査ということで、新しい発見をした子どもたちも居ましたね。
 村上さんが事前に採集した生物にも興味を示し、干潟に住む生き物の種類の多さに驚いている様子も見て取れました。

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