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 6月7日(水)、「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」(以下水プロ)をリードする先輩校、吉海小学校の今年度第1回目の授業が行われました!

 今回の授業は吉海港干潟の調査です。干潟とは、主に河口付近にできる、水分を多く含んだ泥や砂でできた地帯を言います。潮が満ちてくると海水で満たされる干潟には、砂浜以上に多くの生き物が生息しています。
 フィールドノートに周辺をスケッチした後は、それぞれスコップや熊手、アミを手に、干潟に住む生き物を探索しました。

6月7日(水)3〜4時限目 フィールドワーク

干潟のスケッチ 吉海の干潟は仁江川河口にあります。まずは川岸から干潟の様子をスケッチ!
スコップで生物採集 干潟に下りて、泥の下にいる生物を探します。おどろかさないように、そーっとね

発見した魚を観察 小さな魚を発見!
顔を寄せてじっくり観察中…
大きなカニを発見! こんなに大きなカニ(モクズガニ)も見つけました!すごいでしょ〜 

 モズクガニは日本全国の河川に幅広く生息している生物ですが、埋め立てや環境の変化により、現在ではあまり見られなくなりました。こうした貴重な干潟での体験を交えながら、ふるさとの海への理解を深めていきます。


 先生・スタッフから一言  
今治市吉海B&G海洋センター 吉本 徳尚さん

 今年度初めてとなる調査が無事終わりました。干潟に入るのは初めての児童がほとんどで、非常に楽しい雰囲気で生物の採集を行っていましたね。中には、採集に夢中でスケッチを忘れている児童もいましたが、今後につながる調査になったことには違いないと思います。