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 夏休み明け最初の水プロは、9月21日(木)に国土交通省専門員の榊さんをはじめ、他4名のゲストティーチャーを招いて行われました!
 はじめに、「人々の暮らしを守り、自然を守り、川とともに生きる」をキャッチフレーズに行っている、国土交通省(近畿地方管理局 木津川上流河川事務所)の出前講座を聞き、川の大切さや地域と川の関係を学びました。また、実際に服部川に出向いて水質調査や生物調査を行い、環境についても学習しました。

9月21日(木)2時限目 川について学ぶ

 
川の成り立ちについて講習 国土交通省職員の皆さんによる講習です
講習中 みんなも真剣な表情で聞いています
川の水はどこへ行くのか? 川を流れた水の行方など、詳しい説明を受けました

 トラップで捕まえた魚たちを水槽に入れて観察していましたが、残念ながら死んでしまいました。川では生物が育つというのにどうしてなんだろう?服部川はどこへ流れていくのだろう?など、ますます川への興味が深まりました!


9月21日(木)3時限目 服部川で水生生物指標による水質調査

服部川 服部川へやってきました!国土交通省職員の方に、調査のコツを教えてもらいました
慎重に川の中へ 夏の台風などの影響で、川底や周囲の様子が変わっています。注意をしながら川の中へ進みます
水質調査 教室で作った箱めがねで水中を観察!何が見えるかな?

ゆっくりと川へ入る 小さな生物を見つけるため、そ〜っと水に入ります
たもですくう 夏前に比べて、気温もだいぶ下がっているので慎重に…
草陰を狙う 草陰になにか居るかな?網を構えてゆっくり近づいて…ギギという魚が採れました!

採取した生物を調べる 捕まえた生物を白いバットの上に移し、教わった生物がいるか確かめます
調査票に記入 調べた生物は、小さなものでもしっかりと調査票に記入!
草陰を狙う 調べた結果はまとめられ、国土交通省の調査書に印刷されて本になるそうです。皆も真剣に協力します!


9月21日(木)4時限目 服部川でパックテストによる水質調査

 
パックテストの説明 パックに入った試薬と、採取した川の水とを混ぜて水質を調べます
結果を色見本と比べる 水質のレベルにより、結果の色が異なります。さて、どんな色になったかな?
結果はばらばらに 色見本と比べてみます。皆それぞれの結果にばらつきが出てしまいました。どうしてだろう?

 生物調査では綺麗な水と出ていたのに、パックテストでは汚れた水と出てしまいました。どうやら川の水と試薬を混ぜるときに、手の汚れが入ってしまった事が原因のようです。手のひらでも汚染されてしまうことを身を持って学習しました。


 先生・スタッフから一言  
伊賀市大山田B&G海洋センター 児玉 泰清さん

 川や海などにある水はどうやって生まれてくるのか、川にはどんな施設があって何に使われているのか、また、水の汚れによって住む生物の違いがあることなどをパネルやリーフレットを使い説明を受け、難しい内容であるのにかかわらず、子どもたちは熱心にノートを取り学習しました。

 川に移動するといつもどおりはしゃぎ気味でしたが、注意を聞いて慎重に採集・観察をしていました。生物調査を行い、水の環境を知るうちに、教室の水槽を魚の住める環境にしたいという思いが膨らんできたようです。教室を水族館にする構想が立ち上がってきました。

お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp