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話し合いの様子  第3回目の水プロは、トラップを使って水辺の生き物捕獲大作戦!
 トラップを仕掛けてから少し時間を置かなければならないこともあり、6月30日(金)・7月6日(木)・7月7日(金)の3日に分けて行いました。
 ペットボトルや空き缶を利用したトラップもみんなの手作りです。どんな餌が良いか、どこに仕掛ければよいかなどを話し合いながら慎重に設置。一週間後のトラップの引き上げが楽しみです!

6月27日(火)3時限目 トラップ作り

 
伝統漁具の説明 この地域で使われている、伝統的な捕獲用具を教えてもらいました
トラップ作り 着衣泳で使用したペットボトルを使って、トラップ作りに取り掛かります!
魚の住みか作り こちらは粘土で作った魚たちの家。ちゃんと住んでくれるかな?


6月30日(金)3〜4時限目 トラップの設置

 
トラップに紐を取り付ける いよいよトラップを仕掛けます!安全確認をしてから、トラップに紐を取り付け準備完了
いろいろな餌 サキイカ、釣りの餌、小麦粉団子など色々な餌が準備されました。たくさん捕れるといいな〜
仕掛けを設置する 水の冷たさも忘れ、いろいろな場所へ仕掛けを設置していきます

7月6日(木)・7日(金)4時限目 トラップの引き上げ

トラップの引き上げ さあ、どんな生物がトラップにかかっているかな?
静かに引き上げる 小さな生き物でも、見逃さないようにそ〜っと引き上げます…
トラップの中身を確認
どれどれ…あっ何かいる!!

魚を発見 アブラハヤという魚が採れました!
バケツいっぱいの魚やカニたち

水槽を見つめる子どもたち つかまえた魚やカニが気になって、なかなか水槽を離れられない子どもたち

 捕れないかも、と最初は不安な様子でしたが、思った以上に採集することができました。今、4年生の教室の周りは生き物でいっぱいです!

カナヘビ ヤツメウナギとドジョウ
ヒューマンチェーン サワガニ
ズボンを浮き輪代わりに 教室でふ化させたカナヘビ


 先生・スタッフから一言  
伊賀市大山田B&G海洋センター 児玉 泰清所長

6月30日(金)
 子どもたちは、川の状況を見ながら班ごとに魚のいそうなところを確認し、それぞれの場所を選定してトラップを仕掛けました。前回もそうでしたが、川に出ると水の冷たさも忘れ、深さが自分の腰ほどあるところへ入り仕掛けを設置していました。

7月6日(木)・7日(金)
 少し日を置きすぎましたが、仕掛けたトラップは流されることもなく色々な生き物がかかっていました。
 成果の多かった班ではカワムツなど魚が5匹、カワニナ(貝)のみの班もありました。ペットボトルで作った手作りのトラップにも魚がかかっており、子どもたちも大喜びでした。

 トラップから魚を取り出す際に、魚が弱らないようにと気を使い、心配そうに作業をしているのが印象深かったです。しかし、どうしても弱って死んでしまう魚もあり、子どもたちは相談して川に戻してあげたようです。
 今回魚が捕れなかった班は、捕れた班に教えてもらい再度トラップを仕掛けました。翌日に引き上げ、すべての班で魚を捕まえることができました。

 子どもたちの動物への興味はとても強く、これからの活動に期待したいと思います。

お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp