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復習の様子 6月23日(金)、大山田小学校にて第2回水プロ授業が行われました!今回の授業は、4年生以外の5・6年生も対象に着衣泳の実習が行われました。

 プール実習の前に、水辺での活動で気をつける点など、前回学んだことをクイズ形式で復習。「自分の身を守るにはどうすればいい?」と言う質問に、「ライフジャケットを着ること、バディ(二人一組)で行動すること」との答え。みんなよく覚えていました!

 さらに、「服を着たまま水に落ちたらどうするか」「おぼれている人を見つけたらどうやって助けるか」という課題についても考え、その答えは実習の中で明らかになっていきます。

6月23日(金)2〜3時限目 着衣泳

 
浮かぶ実演 人は水に浮くの?の質問に、ほとんどが浮くと答えていましたが、実演を見て改めてびっくり!
プールサイドに座ってバタ足 まずは水に慣れるところから。バシャバシャ、気持ちいい!
服を着る 水に慣れた後、着衣泳のため服を着込みます。体が濡れていると、思うように服が着られないよ〜

転落の体験 服のまま、プールにえいっ!
浮き身を取る 補助をしてもらいながら、上向きに浮かぶ練習をします
補助つきの入水 中には水を怖がって、入水できない子も。スタッフがプールの中から手を伸ばし、入水の手助けをします

6月23日(金)4時限目 ライフジャケット泳

 
低体温症予防体位 水の中では急速に体温が奪われてしまうんだって!水中でも熱を逃がさない姿勢を教えてもらいます
ライフジャケット泳 ライフジャケットのおかげで浮き身も楽々。楽しい〜!
一ヶ所に固まる 何人かで水に落ちてしまったときは、体を寄せあって助けを待ちます

6月23日(金)4時限目 身近なものを使った救助法

救助法 ペットボトルにロープを繋いだ、手作り救助用具を使った実演
ヒューマンチェーン 道具がないときは、みんなで手を繋ぎあい、ロープ代わりになることもできます。ここでのポイントは手の繋ぎ方!
ズボンを浮き輪代わりに 濡れたズボンを結んで空気を入れれば、ライフジャケット並みの浮力が得られます。これはすごい!

浮き身の補助 ★今回のみんなの感想は?ちょっとだけご紹介します!

  「お父さんとB&G海洋センターのプールに来て、これから泳ぎを練習しようと思う。」
  「服を着て泳ぐのは、服が濡れて重いし大変で嫌だった。えらいこっちゃ!
 でもライフジャケットを着て泳ぐのは楽しい。」
  
 この授業を通して、水の楽しさ、そして怖さもわかってもらえたことでしょう。ちなみに、今回の水プロは教育実習生の先生にも参加してもらいました!


 先生・スタッフから一言  
A組担任 田森 香織先生

 着衣泳では、楽しみにしていたのとは裏腹に、水に濡れた服が重くてとても泳ぎにくく、「大変さ」を実感できたようです。普段は泳ぎに自信のある子どもも「全然泳げへん。服が重い。」と言っていました。水からあがるときも一苦労だったようです。
 反対に服を脱いでライフジャケットをつけて入ると、おもしろいように体が軽く、初めて子どもたちの顔が笑顔になりました。「むちゃくちゃ楽やわー。」「楽しい。」とライフジャケットのすばらしさを体感したようです。
 学習の後の振り返りでは、今までにないほどノートに学んだことを書いていました。 今後も水辺の学習が続きますが、今回の学習を生かして、楽しく安全に学習をしていきたいと思います。
B組担任 西田 真由先生

初めての着衣泳にチャレンジ、みんなやる気満々で体操のかけ声が普段と違うことにびっくりしました。ちょっとの不安を抱きながらも勇気を持ってプールにはまってみる子どもたちの姿を見ていて頼もしく感じました。
 後で子どもたちの感想に「服が重くて思うように動けなかった。」と書かれてあり、予想以上に大変だったことを感じたようです。なかなかできない大切な体験をさせてもらうことができました。
伊賀市阿山B&G海洋センター 今井 健次さん

 普段、なかなか服を着たまま水の中に入る機会がないので、服の水の中での重たさに苦労しながらも、楽しそうに学ぶ姿は印象的でした。いろいろな経験をして、水に賢い子供がたくさん増えるように、阿山でも取り入れていきたいと思います。

お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp