本文へ 財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団 サイトマップ
HOME B&G財団とは プレスリリース イベント情報 全国のB&G リンク集


  10月31日(火)、秋晴れの爽やかな天気の中、いつも活動している如来堂川の水質調査を行いました!
 調査方法は大きく分けて2種類あります。

「水生生物による水質判定」… 川に住んでいる生物を捕まえ、目安になる生物がいるかを調べて水質を調査
「パックテストによる水質判定」…川の水と試薬を混ぜ、現れた色で水質を調査

 また、今回は「ECメーター」という、水がどれだけの電気を通すかを計る機械も使用しました。一般的に、電気を通せば通すほど、いろいろなものが混じっている汚い水という事になります。 

10月31日(火)2時限目 如来堂川の観察・生物収集

石を持ち上げる 川に入り、生物がいそうなところを探します
石の裏に何か発見 石をそーっとひっくり返して…ん?何かいるよ!
生物発見  生物発見!カワゲラの幼虫かな?


10月31日(火)3時限目 パックテスト・生物指標による水質調査

生物を調べる 如来堂川で捕まえた生物の種類を調べます。さっきの虫はどれだろう?
パックテスト 採取してきた水に試薬を混ぜ、出てきた色によって水質を調べます。何色になるかな?
ECメーター 電気伝導率を調べる「ECメーター」を使った水質調査も行いました。ゲストティーチャー:田子小学校の元沢校長先生による実演です!

生物標本に見入る子どもたち  6月の生物調査を行ったときの如来堂川と比べながら作業をした結果、川の水は綺麗になっていましたが、10月上旬の災害により、川岸にゴミや砂が増えていることがわかりました。
 採取した虫についても、大きくなっていたけれど災害の影響もあり、数が減っていることがわかりました。
 生物指標とパックテストの結果、如来堂川の水は6月時の結果と変わらず、「少し汚い水(水質階級U)」に当てはまることがわかりました。

採取した主な生物
カワニナ(ゲンジボタルのエサになる)
ヒゲナガカワトビケラ(魚のエサになる)
カワゲラ(きれいな水に生息)
ヒル(汚い水に生息)
水の種類 パックテスト ECメーター
如来堂川の水 PH8 0.22
食器を洗った水 PH4 0.22
水道水 PH6 0.16
プールの水(10月末) PH7 0.8


10月31日(火)4時限目 水質調査を終えて

記録用紙 記録用紙

記録用紙 記録用紙

記録用紙 記録用紙

記録用紙 記録用紙



 先生・スタッフから一言  
南部町名川B&G海洋センター 上田 隆昭さん

 当日の川の水が9℃と、6月に比べたらかなり冷たくなっていました!しかし、6月の川の様子との違いや、住んでいる虫の違いを自主的に探して積極的に活動することができました。

お問い合わせはこちら:infobgf@bgf.or.jp