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各種事業/2002年・2003年活動記録

 
平成15年度 こども海洋リサーチ海辺・川辺の調査レポート
各入賞作品が決定!

 
 

 家族や学校の先生などに話を聞いたり、自ら足を運んで現場を調べたりして、身近にある川や海の今と昔を比較しながら地域の環境問題を考えてみようと、小学生から高校生を対象にB&G財団が企画した、「こども海洋リサーチ海辺・川辺の調査レポート」。今年の7月1日から募集を始め、9月16日の締め切り日までに、実に553点もの作品が集まりました。
553点の調査レポート。
それぞれに個性ある構成でまとめられていた

熱の入った意見が交わされた最終審査会
 レポートの審査は、10月14日と29日の2回に分けて行われ、宇多委員長(財団法人土木研究センター審議役)をはじめとする9名の審査委員が厳正に作品を審査。調査内容、今と昔の環境変化の様子、自分の意見などが全体的に要領よくまとめられているかどうかを主な判断基準としながら、各入賞作品を決定しました。
なお、「中・高校生の部」では特別審査委員賞の受賞者(グループの場合は代表1名)6名を12月中旬にハワイでの海岸調査へご招待。帰国後、B&G財団にてレセプションを行う予定です。

■宇多審査委員長の総評
「子供たちにしてみれば、今暮らしている環境は昔から続いてきたものだと錯覚しがちですが、今回のレポート作業を通じてお祖父さんやお祖母さんなど、ご年配の方から話を聞いたり、昔の写真を集めてみたりすることで、ほんの数十年の間に地域を取り巻く環境が劇的な変化を見せていることに気づいたことと思います。彼らにとってこの経験は、これから社会の将来を考えるうえでとても貴重なものとなるでしょう。
  どの作品も、自ら聞いて歩いた話や自分の目で見た環境の実態などが、客観的によくまとめられていました。このレポート企画は、教科書では学べない価値ある体験学習になっていると思います」

「この企画は、すばらしい体験学習。今後も開催してほしい」と語る宇多審査委員長

 
■ 審査委員プロフィール(委員順不同)
宇多 高明 委員長:財団法人土木研究センター審議役、工学博士
清野 聡子 委員 :東京大学大学院 総合文化研究科助手、工学博士
中村  元 委員 :江ノ島水族館アドバイザー
田久保 雅己委員 :B&G財団評議員、株式会社舵社常務取締役
寺島 紘士 委員 :財団法人シップ・アンド・オーシャン財団海洋政策研究所所長
鎌田 光彦 委員 :B&G財団全国教育長会議副会長、宮城県大郷町教育委員会教育長
飯塚 新一 委員 :B&Gアドバイザー会議メンバー、茨城県玉里村海洋センター所長
吉田 哲朗 委員 :日本財団公益・福祉部 環境・福祉課長
広渡 英治 委員 :B&G財団専務理事
 
■ 各賞の報奨  
〔中学生・高校生の部〕
特別審査委員賞:ハワイでの海岸調査
優秀賞:図書券20,000円分
佳 作:図書券 5,000円分・B&GTシャツ
努力賞:図書券 3,000円分・B&GTシャツ
〔小学生の部〕
優秀賞:図書券15,000円分
佳 作:図書券 5,000円分・B&GTシャツ
努力賞:図書券 3,000円分・B&GTシャツ
 
小学生部門 入賞一覧
都道
府県
氏名又はグループ名 グループ
代表者名
学年 題材 レポートタイトル
優秀賞
(10点)
三重 中居 駿介   小3 馬瀬川は、どこにいったの?
埼玉 橋元 孝太郎   小6 松伏町の川の移り変わり
長崎 金子 開   小5 漁港の整備と環境
石川 大家 航輝   小5 今と昔の海のちがい
兵庫 山見 友哉   小5 ぼくの大好きな沼島の海辺
新潟 土井 ひかる   小4 とうざきの海辺の今と昔について
島根 野上 彰宏   小6 田ノ浦海岸の昔と今(侵食された砂浜)
新潟 磯谷 優介   小3 弁天岩の右ひだり−今と昔
新潟 岩崎 航   小4 ぼくとお母さんが育った海の町
岡山 中野 恩   小6 生き返れ、寄島の海
佳作
(5点)
富山 浜元 大輝   小5 うらやましい昔の小杉の海辺
愛媛 能田 誠通   小3 お父さんとぼくのアミアゲ・ビーチ
滋賀 柴垣 直希   小6 田川 田川の今と昔
茨城 佐藤 龍之介   小5 昔と今の霞ヶ浦の変化
宮城 石川 駿   小5 吉田川のむかし
努力賞
(5点)
愛媛 村上 牧歩   小5 海を育てる
島根 小島 大知   小3 今も1メートルの魚が泳ぐ湖
広島 伊藤 大地   小6 汚れた川
沖縄 上原守勝ほか計3人 上原守勝 小4 昔の満名川と今の満名川
兵庫 片山 直美   小6 沼島の港 今と昔


中学生・高校生部門 入賞一覧

都道
府県
 氏名又はグループ名 グループ
代表者名
学年 題材 レポートタイトル
特別
審査
委員賞
(6点)
愛媛 内海中学校オームと
ニュートン
壽山 智也 中3 須の川の生物と人のつながり
青森 上平 啓史   中3 私たちの手で、自然をあるべき姿へ
島根 風岡 歩   中1 宍道湖レポート
岡山 邑久高等学校有志 松尾 秀太郎 高3 牛窓の今と昔
福岡 小賀 優平   中2 心のふるさと「鮎返り」
岐阜 島崎 謙   中2 災害と自然環境の整備
優秀賞
(4点)
埼玉 森野 諄紀   中1 黒目川を行く
三重 大田 真也   高2 海の町「志摩町」
東京 B&G新潟海洋クラブ マーク・デュッペンターラー 中3 新潟市の海辺・川辺の昔と今
広島 稲葉 修菜   中1 高根の海砂
佳作
(5点)
神奈川 玉置 正和   中2 真間川の今・昔・未来
埼玉 吉田 桃子   中1 川が消える?
大分 綿末 翔   高1 河川改修工事って、こんなになっちゃうんだ
岡山 田中 大樹   高1 白石島港の開発と海岸の変化
福井 東 崇史   中2 清水 Very Beautiful 御清水
努力賞
(5点)
群馬 斉藤 正一   高3 館林市城沼の水質浄化作戦
佐賀 釘尾 美咲   中1 私たちの有明海
広島 宗美 晃永   高3 僕を育てている川
山口 M本 美穂   中3 昔と今の浜の広さ
静岡 馬塚 彩矢香   高1 よみがえれ遠州灘海岸

※入賞作品は11月20日発行、WEBマガジン「アンドリー」VOL.5に掲載いたします。ご期待ください。



 

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