8月20日(金)、全国のB&G海洋センターの強豪ジュニア水泳選手が集結する「2010 B&G全国ジュニア水泳競技大会」を、東京辰巳国際水泳場で開催しました。
大会には、全国24道県から、県大会を勝ち抜いた小学3年生から中学3年生までの538人の選手がエントリー。保護者・監督・引率者なども含めると約1,700人が辰巳国際水泳場に集まり熱戦を繰り広げました。
B&G財団では、水辺での自然体験活動の基本となる“泳げる人づくり”を全国のB&G海洋センターで展開しています。この大会は、日頃からB&G海洋センターなどで練習に励んでいる小・中学生の成果発表の場として毎年実施しているもので、今年で11回目の開催となります。
大会では、競技以外にもシドニーオリンピック銀メダリストでB&G財団評議員の中村真衣さんによる模範泳法なども行われました。
また、大会前日には、選手間の交流を深めるための前夜祭を開催。選手たちは全国の仲間と友情を育みました。
その後は、チーム間での交流を深めるために、食事会やレクリエーションなどを実施。全国の仲間と楽しいひと時を過ごしました。
■日ごろの練習の成果を発揮し、自己ベストを目指せ!
開会式終了後、早速レース開始。憧れの辰巳国際水泳場の大舞台で、選手たちは、日頃の練習の成果を発揮し、自己ベストを目指しました。
■3連覇達成!!総合優勝は滋賀県チーム!
本大会は、個人記録の表彰だけではなく、ポイント制による道府県ごとの対抗戦にもなっています。
30種目で予選119レース、決勝50レースを行った結果、「総合の部」は、優勝が滋賀県チーム、準優勝は埼玉県チーム、3位は兵庫県チームが獲得。滋賀県は3年連続総合優勝に輝きました。滋賀県チーム代表で優勝カップを受け取った西川君は、「10連覇を目指したい!」と力強く話していました。
■ドリームキャンプを目指してがんばりました!
個人記録では、最優秀賞に永島直樹君(埼玉県白岡町・小3)、大会新記録を2種目で記録した松居千能さん(富山県南砺市・小6)が輝きました。
また、「B&Gドリームキャンプ」への招待は、中村智也くん(滋賀県高島市)、霜鳥拓未くん(新潟県燕市)、志田彩音さん(新潟県燕市)、伊豆田桂穂さん(広島県府中市)が獲得。これは、今大会で、優秀な成績を収めた、男女5・6年生から4人の選手を「B&Gドリームキャンプ」へ招待するものです。
キャンプでは、模範演技を披露していただいた中村真衣さんから直接指導を受けることができ、今回の最優秀賞選手の松居さん、優秀選手の石本さんも過去に参加し、更なる実力をつけています。
今回、夢のチケットを手に入れた中村くんは、「ドリームキャンプを目指してがんばった。とっても嬉しい!」と満面の笑顔で話していました。