■ 23都府県32チームから122名の小学生が参加
平成22年7月31日(土)・8月1日(日)の2日間、山梨県富士河口湖町の精進湖カヌー競技場で、「B&G杯全国少年少女カヌー大会2010」を開催しました(主催:公益社団法人 日本カヌー連盟・B&G財団)。
この大会は、日本カヌー連盟が公認する国内唯一の小学生大会。今回は、北は青森県から南は鹿児島県までの23都道府県から、32チーム122名の小学生が参加。富士山のふもとの精進湖で、日頃の練習の成果を競い合いました。
■開会式と力強い選手宣誓
当日の天気は、概ね晴れていしたが、富士山は雲の中。大会は初日が予選で、二日目が決勝戦となっています。唯一の小学生大会ということもあり、開会式には、中部ブロックB&G地域海洋センター連絡協議会副会長の竹越山梨市長をはじめ、多くのご来賓の方々にご出席いただきました。選手宣誓では、地元の上九一色カヌークラブの渡辺さんと、B&Gかけはし海洋クラブの宮崎くんが、夏の日差しに負けない力強い声で選手宣誓を行い、競技が開始となりました。
■B&G普及艇の部・カヤックシングルの部・カヤックペアの部・フラットスラロームの部で腕を競う
競技は、4年生以下B&G普及艇の部、5〜6年生B&G普及艇の部、カヤックシングル、カヤックペア、フラットスラロームの5部門で男女別で行います。風も微風で、カヌー競技には絶好のコンディション。子どもたちのチャレンジが始まりました。
■陸から大声援! 選手・コーチ・家族が一体になれるのがカヌー大会!
カヌー大会では、水際で各チームが選手に大声援を送っています。そして結果に係わらず、コーチが選手にねぎらいの言葉をかけます。チーム全体で競技に参加する。そんな一体感を味わえるのも大会の特徴のひとつです。
■決勝レースは二日目 各部門の上位6名が表彰
二日目も初日同様、微風のコンディション。選手はカヌーに乗り、湖面へと勢いよく漕ぎ出します。小学生たちの熱い戦いもクライマックスを迎え、14時過ぎに全ての競技が終了しました。競技終了後の閉会式では、各部門の上位6名が表彰台に立ち、表彰状やメダル、カップを授与されました。
■カヌー初心者も”来て”・見て”・”体験して”!
この大会では、初心者にもカヌーが乗れるよう、カヌー体験会をレースの合間に実施しています。体験会でカヌーを楽しんでもらい、大会の雰囲気を感じ、これからカヌーをはじめてもらうことが狙いです。カヌーの指導は、B&G財団の職員で、元カヌースラローム・カナディアン シングル日本代表として、アトランタオリンピックに出場している「持田雅誠」が担当しました。
■今年は水辺の安全教室も実施
今回の大会では、ウォーターセーフティーニッポン(水の事故ゼロ運動推進協議会)の進める「水の事故ゼロ運動」の一環として、体験会参加者を対象に「水辺の安全学習」も実施しました。
■ 大会に参加したB&G海洋センター・海洋クラブを紹介します!
本大会には、各地域の海洋センターや海洋クラブから毎年参加しています。今年は、強豪チームが接戦を繰広げる中、B&G勢の活躍も目立ちました。その中から、4つのチームをご紹介します!