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「2009 B&G広報大賞」 審査委員の方々から総評をいただきました!

 平成22年3月11日(木)に「2009 B&G広報大賞」審査委員会が開催され、8名の審査委員の方々から総評をいただきましたので、ご紹介させていただきます。



審査委員長
女優・B&G財団理事
岸 ユキさん

大切なことはひとつひとつ丁寧に継続的に進めること

 今年度は、大賞を決める段階で審査委員の皆様から活発なご意見をいただきました。広報はいろいろな考え方があり、それをどう表現していくのかが問われます。例えば、ドラマティックな広報は大変ここちよいもので、それもひとつの方法です。しかし、大切なことは、ひとつひとつ丁寧にB&Gのその時々のテーマを確実に現場が理解し、深く継続的に進めることではないでしょうか。今回はそんな作品もいくつかみられ心強く思いました。

岸 ユキさん

マリンジャーナリスト会議会長
(株)舵社 常務取締役 編集局長
B&G財団評議員
田久保 雅己さん

メディアミックスを加味した総合力も審査のポイントに!

 一見して派手なイメージの広報活動はインパクトを与えるという意味において効果的ではありますが、地味ながらボディブローのように効いてくる広報活動もあります。応募点数が増大している状況の中で、トップレベルに残るところは甲乙つけがたく、その差はほんとうに僅差です。大胆にして細心という諺がありますが、レベルが高くなると、ひとつの海洋センターから発する情報が、一方の媒体では強烈なインパクトがあり、また別の媒体では地味ながらその背後に長期間にわたる地道な努力がうかがえるといった、メディアミックスを加味した総合力も審査のポイントになりはじめた年といえます。

田久保 雅己さん

株式会社 読売新聞東京支社
総務局次長
中井 一平さん

大賞の阿南市はメッセージが分かりやすく、楽しく紹介されていた

  事件記者として警察庁を担当していたころ、夏になると毎週発表される全国の水死事故統計を見ては、暗い気持ちになった。四国の山育ちで、川が日常の遊び場。危険な目に遭う体験はあちこちに転がっており、逆にそうした体験を通して危機対応が養われた。「今は遊べる水場も少ないし、仕方がないか」。都会から海水浴に行った子供が浅瀬で溺れたなどという事故報に、そんな切ない感想も抱いた。
  今回、最優賞に輝いた阿南市海洋センターの「水辺の安全について」は、従来の「親水」に加え、「水の事故ゼロ運動」をもう一本の軸足に据えたB&G財団の新たな動きに連動したもので、危機対応を知ったうえで水に親しんでほしいというメッセージが分かりやすく、楽しく紹介されていた。他の多くの対象作にも、単に活動を知らせるだけでなく、社会的に意義のある取り組みにしたいという意欲があふれており、<BG広報>が成熟の時を迎えたことをうかがわせた。
中井 一平さん


日本写真家協会会員
山下 勲さん

審査を通して行事内容にも変化を感じました

  各媒体を通して、この1年間に日本各地で青少年を中心に幼児から高齢者まで参加した海洋スポーツ、自然体験などの行事を拝見し感慨を覚えました。そして、自然の命、人の命を守るセミナーが紹介され、B&G海洋センターや海洋クラブが行っている行事内容にも変化を感じました。これは、ハードからソフトへ、30年以上の努力の積み重ねが新たな目標のスタートを示唆しています。
山下 勲さん


株式会社 ロボット 執行役員
ウェブコミュニケーション部長
加藤 雅章さん

来年またどう変化をとげるか楽しみです

  全国の皆さんの熱心な情報更新を拝見して、益々ウエブサイトの重要性を感じていらっしゃることが解りました。日々最新の情報を掲示することはもとより、来場者の利便性を考慮した作りのサイトも増えて来ています。 特に今年注目すべきポイントは、お問い合わせに対するセキュリティへの 配慮や、ポータルサービスのツールを使いこなしていたりという成長が来年またどう変化を遂げるか楽しみです。

加藤 雅章さん

日本レジャーチャンネル
代表取締役社長
藤川 務さん

広報活動の原点は情熱と継続です

 今回の広報大賞はテレビ部門で効果的な活動が実を結んだ阿南市が受賞したものの、年間を通じ幅広い活動を行った穴水町に初の審査員特別賞が贈られることになり、地道な活動が評価された。広報活動の原点は情熱と継続。メディアを動かす熱い思いと普段からのコミュニケーションがベースです。受賞の有無に関わらず熱い思いで活動の輪を広げてください。その他、新しい取り組みとして雲南市のメルマガ発行、更新が頻繁でサイト全体がよく整理されている野洲市のホームページ等が印象に残りました。
藤川 務さん


TBSテレビ
バラエティ制作センター担当部長
小谷 和彦さん

各センターの差は僅かです。今後も活動を頑張ってください

  皆様のご協力を全て感じとれるように、気持ちを集中して審査させていただきました。賞に輝いた各海洋センター・海洋クラブの皆様にお祝い申しあげると共に、惜しくも届かなかった皆様にもぜひこれだけはお伝えしたいと思います。「各センターの差は本当に僅かです。どうかここから一年間、引き続きのご活動をよろしくお願い致します!」来年、またこの審査会場で皆様の努力の結晶をお会いできることを楽しみにしております。

小谷 和彦さん

B&G財団
広渡 英治専務理事

今後も活発な広報活動をお願いします!

  「2009B&G広報大賞」を各分野の専門家の皆さまを迎えて審査できたことに感謝申しあげます。回を重ねるごとに海洋センター・海洋クラブに広報の重要性が浸透し、7回目を迎えた今回は、前回を80件上回る2,451件のご応募をいただきました。ご応募いただいた中には、幅広い媒体を利用して広報活動をおこなっているところも増えてきており、今回の審査委員会では、B&G広報大賞初の「審査員特別賞」を設けさせていただきました。今後も活発な広報活動をお願いいたします。

広渡 英治専務理事

〜審査会の様子〜

ホームページの部
ホームページの部
テレビの部
テレビの部
新聞の部
新聞の部

 今年も、2010年1月1日から12月31日を対象期間に、「2010 B&G広報大賞」を実施いたします。
 もうすでに始まっています。海洋センター・海洋クラブの皆さん、今年もどしどしご応募ください!!