![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
「第1回 B&G全国指導者会 ブロック責任者会議」開催!
平成22年9月29日(水)30日(木)の2日間、東京都港区の海洋船舶ビル10階会議室において、「第1回 B&G全国指導者会 ブロック責任者会議」が開催となり、全国指導者会の正副会長はじめ、全国10ブロックの指導者会責任者、B&G財団役職員が出席しました。
17,000人を誇る日本最大の海洋性レクリエーション指導者組織として、今年1月16日に設立されたB&G全国指導者会。同日に開催された設立総会では、「B&G指導者が一丸となって青少年の健全育成に貢献する」という目的を確認し、「自然体験活動」と「水の安全教育」の全国展開を積極的に推進する宣言を採択しています。
その設立総会からおよそ8ヵ月が過ぎ、この日の会議では今後本格的になる活動を見据え、「全国指導者会のあり方について」をテーマに意見交換が行われました。
第1回目となる今回の会議は、副会長である、埼玉県久喜市の川島 正光 氏の進行により開会。
冒頭で、全国指導者会アドバイザーとして会議に出席したB&G財団 広渡 英治 専務理事が、「全国の指導者の思いを1つとするため、指導者会の目指すものや方向性について十分に話し合い有意義な会議としてください」と話し、続いて、全国指導者会会長の青森県南部町 工藤 祐直 町長より「人事異動で担当を外れた指導者も、B&G事業へ積極的に協力できる環境とするために指導者会は必要です。全国指導者会として首長への要望活動を積極的に行うとともに、今日はそれぞれの地域の課題を一緒になって考え、地域指導者会の100パーセント設置を目指していきましょう」と挨拶がありました。
その後、出席者の自己紹介が行われ、副会長の徳島県阿南市 金久 博 氏からは、このブロック責任者会議の議題を確認するため前日に開催されていた「正副会長会議」についての報告がありました。
会議1日目の議題は、「議題1 B&G指導者会のあり方」「議題2 現状と問題点の確認」。
事前に各ブロック毎に責任者が意見集約をし、提出していた資料をもとに、意見交換が進められます。
ブロック別、道府県別での地域指導者会設置状況の報告では、全国での設置率が約4割に止まっている現状に「担当者が指導員資格を持っていないため設置に消極的」「担当者減や資格の失効などにより人員不足で設置要件を満たせていないと悩んでいる指導者もいる」など、地域の状況や問題点が挙げられました。
一方で、「海洋センターから離れた有資格者もB&G事業に積極的に協力する体制ができたことによって、海レク活動が盛んになった」という事例も発表され、改めて地域指導者会設置の必要性が認識されました。
今後、地域指導者会の設置規則を再度確認・周知し、引き続き全国の海洋センターへ指導者会の設置を推進していくことを確認し、初日の会議は終了となりました。
なお、B&G財団から、全国の海洋センターで「水辺の安全教室」が、9月末までで計592件、17,030人の参加で実施されていることが報告されました。
全国のB&G指導者の活躍により、昨年度実績(83件、3,735人)と比較し大幅に増加していることから、今後も全国指導者会として積極的に「水の事故ゼロ運動」に取り組んでいくことも話し合われました。
合わせて、海上保安庁警備救難部 石塚 智幸 氏から、「夏の海浜事故発生状況について」報告をしていただき、参加者は質問を交えながら熱心に聞いていました。
会議2日目はまず、「議題3 平成23年度活動計画・予算方針」が話し合われました。
活動計画については、平成22年度に引き続き「水の事故ゼロ運動」と地域指導者会の設置を推進するとともに、指導者間のネットワークを充実させること、要望活動や情報発信を展開していくことが提案され、承認を受けました。
また、指導者のレベルアップ研修については、各ブロックで積極的に実施していくことが確認されました。
続いて「議題4 ウォーターセーフティニッポン(WSN)の活動状況等について」では、B&G財団総合推進チーム 細井 正幸 部長と遠藤 卓男 部長が、今年3月のWSN設立から現在までの活動状況、ウォーターセーフティニュージーランドの事例などを報告しました。
全ての議題が話し合われた後、B&G財団 広渡 英治 専務理事が会議の総評として「B&G指導者としての誇りと郷土愛を持って、次の世代に何を伝えていくのかを明確にし、今後も指導者会が活躍していくことを期待します」と話し、2日間の会議が閉じられました。
■指導者会ブロック責任者の皆さんを紹介します!
会議の最後に、準備や進行に大変ご活躍いただいた副会長のお二人からメッセージがありました!
「私も頑張ります!皆さんもぜひ頑張りましょう!」(金久副会長)
「"流れている水は濁らない"ように、行動を起こし続けていればきっと何かが変わります!」(川島副会長)
以下に、お忙しいなか今回の会議に出席いただき、貴重な意見・提案をしてくださった指導者会ブロック責任者の方をご紹介いたします。