4日目

今日のスケジュール

3月29日
時間 研修内容 活動場所
 06:30  起床・朝の集い  スポーツデッキ
 07:15  朝食  ダイニングルーム
 09:00
  〜
 
 ビーチアクティブ
 ライフセービング
 カヌー
 トレッキング
 ウミガメ学習
 南洋踊り
 ショッピング
 小港海岸 ほか
 17:00  父島出航  二見港
 18:00  夕食  ダイニングルーム
 19:45  洋上星空観察会  スポーツデッキ
 20:45  夕べの集い  パシフィックルーム

   
ふじ丸現在位置


今日の様子
寄港地活動、2日目の今日は大村海岸周辺のプログラムをご紹介します。
大神山トレッキング
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通船で二見港に上陸すると、目の前に大神山がそびえていて、頂上には展望台もあります。メンバーたちは徒歩で山の頂をめざし、ときどきめずらしい植物があると同行のガイドさんが説明してくれました。展望台までたどり着くと、眼下には島の美しい景色が広がって、湾に浮かぶ「ふじ丸」も見えました。
ホエールウォッチング
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今年は2日間とも比較的波が穏やかで、あまり揺れることなく観察できました。沖に出ると複数の親子クジラが確認でき、目の前に急浮上することもありました。この時期、小笠原海域には400頭ぐらいのザトウクジラが子育てにやってきているそうです。また、クジラの仲間であるイルカに出会えたラッキーなメンバーもいました。
ウミガメ学習
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小笠原は日本最大のアオウミガメの産卵地として知られ、父島にある「小笠原海洋センター」では、ふ化した後、迷子になって海に出られなくなった子ガメを保護しています。メンバーたちはここを訪れてアオウミガメの生態について学び、保護されて元気に育った子ガメを海に戻してあげる放流を手伝いました。なお、放流された子ガメの名前を明日のワークショップで決定する予定です。
南洋踊り
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小笠原には、グァムやパラオなど南の島々から伝わった南洋踊りが根づいており、その伝統文化を“南洋踊り保存会”の皆さんが守り続けています。メンバーは、保存会の皆さんが日々練習している踊りを見学し、簡単な振り付けを習って一緒に踊って楽しみました。
[ふじ丸]出航
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2日間の寄港地活動は無事すべてのプログラムを終了。午後5時、楽しい思い出を乗せた[ふじ丸]は、ゆっくりと舳先を沖に向けて出航しました。通船やホエールウォッチングでお世話になった漁船が今回のクルーズに参加した小笠原の子どもたちを乗せ、[ふじ丸]に併走しながら見送り続けます。デッキに出たメンバーたちは、湾の外に出るまで漁船に手を振って別れを惜しみました。
番外編
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「ふじ丸」を懐かしい人が出迎えてくれました。その人は、寄港地である小笠原諸島と同じ名前の小笠原さんです。小笠原さんは、10年前の「少年の船」に参加した後、平成16年の「体験クルーズ」にボランティアリーダーとして乗船。小笠原の魅力に取り付かれ、昨年、父島に移住し保育士として働いています。今は、小笠原の自然に魅せられ永住を検討しているそうです。


今日のメンバーにインタビュー!
今日のメンバー

9組25班7番 津田 泰樹 君(小6)

Q:今回のクルーズ参加のきっかけは?
A:友達からの紹介で、このクルーズの参加を決めました。

Q:今回のクルーズでの楽しみは?
A:カヌーなどの体験学習を楽しみに参加しました。

Q:船での食事はいかがですか?
A:とても美味しくて、このクルーズの楽しみにもなりました。

Q:小笠原(父島)の印象は?
A:自然がいっぱいでびっくりしました。
特に木々の「緑」が多くて気持ちよかったです。

Q:ご家族へのメッセージはありますか?
A:お話ししたい事がいっぱいできました。 帰ったら全部聞いてねっ!





今日のメンバーにインタビュー!
今日のメンバー

  1組ジュニアボランティアリーダー
         諸岡由佳さん(高専1年生・茨城県)

 5年前にメンバーとして小笠原クルーズに参加し、その後、自分に積極性が出たことを実感しました。
また、小笠原の海や動植物に触れたことで自然科学や環境問題に関心を寄せるようになり、生物や化学、環境対策などを勉強する学校に進みました。
このようにいろいろなものを与えてくれた小笠原クルーズですから、今度はジュニアボランティアリーダーになってお手伝いしたいと思いました。

クルーズ初日は、メンバーたちがなかなか私の名前を覚えてくれなくて少し不安になりましたが、日が増すにつれて友だち感覚で話ができるようになっていきました。メンバーのときとは違った意味で、今回のクルーズも私を成長させてくれています。