2日目

今日のスケジュール

3月27日
時間 研修内容 活動場所
 06:30  起床・朝の集い  スポーツデッキ
 07:15  朝食  ダイニングルーム
 09:30  レクリエーション  パシフィックホール
 12:00  デッキランチ  プロムナードデッキ
 13:00  海洋観察  プロムナードデッキ
 14:15  海の大切さについて   パシフィックホール
 18:00  夕食  ダイニングルーム
 19:00  入浴・荷物整理  大浴場・居室
 20:45  夕べのつどい  パシフィックホール
 21:30  消灯   

   
ふじ丸現在位置


今日の様子

朝の集い

 午前6時45分、今回のクルーズで初めての「朝の集い」が行われました。昨夜、船酔いに苦しんだ子もスポーツデッキで爽やかな海風をあびて元気を回復。皆でラジオ体操をして体を整えました。

操舵室見学
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 朝食後、メンバーたちは交代で「ふじ丸」の操舵室を見学しました。普段、なかなか見ることが出来ない重要な場所ですが、このクルーズでは特別に見学させていただいています。メンバーたちは興味深そうにレーダーや操舵装置に見入っていました。
レクリエーション
 午前最後のプログラムは、土井 章講師によるレクリエーションです。巧みなトークでメンバーたちをリードしながら、体を使った楽しいゲームをいろいろ教えてくれました。仲間と輪になって手足を思い切り動かしていると、それまで船酔いしていたメンバーの顔にも明るさが戻りました。
デッキランチ
 大海原を進む「ふじ丸」のスポーツデッキで、開放感あふれるデッキランチが開かれました。レクリエーションで体をほぐしたメンバーたちは、旺盛な食欲でビュッフェスタイルの料理をたいらげてしまい、デザートのアイスクリームもあっという間に品切れとなりました。
アホウドリについて
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・船内講義
デッキランチを終えると、「アホウドリについて・海洋観察II(鳥島)」が行われました。学習する内容を分けて、小学生のメンバーは海野義明講師の待つパシフィックホールへ、中学生のメンバーは人見道夫講師の待つラウンジに集合。それぞれに、これから観察する鳥島の自然と、そこに生息するアホウドリの生態について学びました。

・海洋観察
船内での講義が終わると、小学生も中学生もプロムナードデッキに移動。目の前に見える鳥島の様子をつぶさに観察しながら、周辺を飛び交うアホウドリに目を配りました。「今日は風があるので、きっとたくさんのアホウドリを見ることができるでしょう」と海野講師が予想したとおり、今年は数多くのアホウドリを目にすることができました。

海の大切さ、クジラについて
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 海洋観察を終えて「ふじ丸」が鳥島を離れると、ふたたびメンバーは小学生と中学生に分かれて元の場所に集合。それぞれに、両講師から「海の大切さについて」の話を聞きました。その内容は、一昨年にできた海洋基本法の説明をはじめ、海の深さによって異なる生態を見せる魚の話や、クジラの行動について、ゴミなどによって汚されている最近の海の実情など、多岐にわたりました。
小笠原の自然について
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 今回のクルーズに参加している小笠原の子どもたちが、島の自然や日々の暮らしについて説明してくれました。誰もが小笠原の海や島で見ることができる野生の動植物が大好きで、故郷の大自然をこれからも大切にしていきたいと話していました。

団長のお話し
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 今回の体験クルーズの大島団長(B&G財団常務理事)が、B&G財団の設立目的や、海洋教育事業や指導者養成事業など、財団が行っている事業の説明をしました。その後、みんなが楽しみにしている小笠原での活動内容の説明も行なわれました。
テーブルマナー
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 今日の夕食は、「ふじ丸」の出口好典マネージャーからテーブルマナーについて教わりながら楽しむコースディナーです。メンバーは正装で着席し、スープからはじまって次々に出される料理をおいしそうにいただきました。


今日のメンバーにインタビュー!
今日のメンバー

4組12班7番 東 香奈(ひがし かな)さん(小6)

 

本日、12回目の誕生日を迎えた東香奈さんにインタビュー

Q:今回のクルーズ参加のきっかけは?
A:昨年、友達が参加して、楽しそうだったので。。。

Q:今回のクルーズでは何が楽しみですか?
A:小笠原でのマリンスポーツがとても楽しみです。

Q:船の食事はどうですか?
A:とってもおいしいです。

Q家族へのメッセージをどうぞ。
A:今日で12歳になったよ〜。怪我せずに楽しんで帰ります。




今日のメンバーにインタビュー!
今日のメンバー

8組ボランティアリーダー 伊藤眞之輔さん

 平成12年度の体験クルーズ(グアム)にメンバーとして参加し、とても楽しかったので今回はスタッフで参加しました。募集はインターネットで知りました。
 数年前にボランティアリーダーを務めた姉から「メンバーで乗るのと違って大変だよ」と言われましたが、実際に昨日乗船してから今日まで、まだ1日しか経っていないのに、とても忙しい時間を過ごしています。
 しかし、自分が楽しまなければメンバーたちも楽しめないと思い、彼らと同じ目線で船の生活をエンジョイすることを心掛けています。